怖い話のまとめサイト

怖い話を集めてます。 独断と偏見でチョイスして紹介してます。

死ぬ程洒落にならない

【洒落怖】【怖い話】禁足地

初めて旦那の家に行ったのが11年前、私が18歳の時。 
当時旦那は父親と大喧嘩の末半絶縁状態で、実家から離れた祖母の家にずっと住んでて、私も彼の家に行く時は祖母の家に遊びにいってたのね。 
付き合って1年くらいしたころ、ようやく旦那と父親が和解したとかで、旦那も実家に戻り、そのタイミングでようやく家に招いてくれた。 
旦那の家、ちょっと奥まった地区にあって、決して田舎ってわけじゃないのにその地区だけなんか孤立してる感じだったのね。 
太めの通りを一本横道に逸れて入っていく感じの地区なんだけど、その道を逸れた瞬間に全身に凄い鳥肌が出た。 

私、多少霊感あるのか「何かが居る」とか「ここは変」とか、ざっくりとした雰囲気はすぐ察してたから、 
この土地は何かがおかしい!!って直感で感じたのね。 
で、よく見たら、その地区の入口に「禁足地につき立ち入り禁止」って書いた看板とすごく荒れた柵で囲った土地があったから、 
「この辺ちょっと怖いね…??」と旦那にそれとなく聞いてみると、 
「あー防空壕とか多いしねぇ、ちょっと上がったとこには無縁仏がいっぱいあるよ~」なんて軽いノリで返事されて 
まあ私の心配しすぎが…って気にしないようにしてた。 

旦那の家に着いても違和感と鳥肌はずっと収まらなくて、常に誰かに見られてるような視線を感じてた。
旦那の家は一見普通の家なんだけど、普通じゃないって印象。 
何がおかしいとか具体的にいうのは難しいんだけど、真昼間なのに旦那の家含めて横並びの数件が全部どんよりして見える。 
初めて遭う旦那の母親はすごく美人で優しくて、気を使わせない素敵な女性だったんだけど、そんな事がどうでもよくなるくらい家が気持ち悪いって印 象が勝ってた。 
いざ家の中に入ると、凄く綺麗に掃除されてるんだけど外見で感じたどんよりさが更に強い感じで、 
とにかく空気が悪く感じて、居心地の悪さのせいか気分が悪くなってしまい、長居せずに帰宅。 
このあとなぜか無意識に足が遠のくようになり極力旦那の家には近寄らないようになってた。 

初めて旦那の家に行ってから5年後、旦那と結婚が決まり、婚約期間花嫁修業も兼ねて旦那の家に住むことに。 
あまり気乗りしなかったけど、仕方なくって感じ。 
そこからが本当に最悪だった。 

・いざ一緒に住んでみると、自分が初見で感じた違和感や気味の悪さがどんどんエスカレート。 
・姑と家で二人きりの時にリビングで雑談してると、2階からバタバタ歩き回ったり引き出しを開けたりドア閉めたりとかの物音が凄い。 
  姑も気づいてて、「●●ちゃん(私)が来てからだよね~(笑)●●ちゃんが霊感あるからかな~?」程度。 
・舅のドッペルゲンガーの様なものを度々目撃する(磨りガラス越しのシルエットで、誰もいないはずの部屋に舅らしき人影目撃多々有り) 
・旦那と地区を歩いてる時、突然大量の足音に追いかけられる。禁足地の前まで追いかけられぴたっと音が止んだ 
・旦那や旦那友人たちと麻雀してると、突然玄関の開閉音と2階へ人が上がってくる足音→誰もいない というのが何度も 

そして、この辺は関係あるのか定かじゃないけど、 
・基本的に、誰も家に居着かない。舅・姑も旦那もみんな夜以外家にいない。仕事が休みでも家でゆっくりするということがない。 
 用事がなくても無意識にフラッと出かけて夜遅くまで帰ってこない感じ。 
 旦那の妹は高校卒業したっきり4年間一切実家には戻ってきてなく、帰省する時も家族で外食する程度で実家には一歩も足を踏み入れなかった。 
・舅が体調を崩し、仕事を退職。障害者手帳を貰うレベルに。舅と姑が一切会話をしなくなる 
・旦那が欝っぽくなり、突然スイッチが入ったように暴れたり暴力を振るうようになる、その為旦那ともどんどん不仲に。 
・私が喘息発症。旦那宅にいると常に咳が止まらなくなる吸入薬もあまりきかない。&原因不明の鼻血が毎日のように出る&物凄い静電気体質に 
・姑と、「オバケいるのかな?w塩でも盛ってみる??」と玄関とキッチンに塩を盛ったところ、キッチンの塩は一晩でカチカチに。玄関の塩は誰かに踏み潰されていた。 

など、目に見えて怪現象と一家の雰囲気が悪くなっていった。 
そんな中、ある日突然姑が私に「あんな子がいるからいけないんだ!!アイツが来てからだ!!」と罵り、翌日離婚届を置いて失踪。 
私も同居してからの様々なことが耐えられなくなり、婚約解消して同居取り消し。 
実質旦那実家に家に男二人だけと言う状況になった。 

旦那宅を離れてからあれだけ悩まされてた鼻血がピタリと止まり、喘息も本当に喘息だったの?ってくらい出なくなった。 
静電気体質は全く改善されなくて、季節湿度環境関係なしにバチバチ目で電気が見えるレベルで発症してたけどw 

2ヶ月後、姑から連絡があり、「あの時はごめんね、●●ちゃんのせいじゃないのに」って謝罪と「少し会えないかな?」と食事に誘われた。 
姑には家が色々と悪くなる前までは本当に良くしてもらってたから二つ返事でOKを出して会いにいく事に。 
食事しながらお互いの近況を報告しあい、姑は私が姑が出て行った後すぐ婚約と同居を解消したと知って残念そうにしてた。 
姑との食事が終わった帰り、二人でふと「男二人でうまくやれてるのかな?」と言う話になり、旦那宅を見に行くことに。 
二人共鍵は持ってないから外から見るだけだけど、洗濯物干してたりとかそんな日常が垣間見れればいいやみたいな感じで家まで行ってみた。 

旦那宅について二人共呆然。 
庭は荒れ放題。それどころか玄関のガラスが割れたまま吹きさらしになってる。 
相変わらず家には誰も居ないんだけど、明らかに「誰かが居る」ような感じ。人の気配がする。 

心配になって、二人で隣の家を訪ねて最近の舅と旦那の様子を聞くことに。 
隣のおばさんは私たちを見て「あら~!久しぶり!二人共最近見かけなかいけど何してたの~!」って感じで、 
姑が離婚して出て行った事も、私が婚約解消したことも知らないようだった。 
私と姑二人の近況を伝えると、「え…?」って急に顔色が変わったおばさん。 
旦那と舅がちゃんと生活できてるか心配で二人で見に来たと言うと、「そう、そう…」って妙に納得した感じで色々と教えてくれた。 

まず、相変わらず旦那も舅も日付が変わる頃まで帰宅していない。 
何度かガラスを割る音や女の人の悲鳴が聞こえたりしてたが、その場限りで続いたりしない、 
何より翌日には二人とも普通に出勤していくし、その時に女性が見送っているからただの喧嘩だろうと思っていた。 
私と姑が出て行った事を知らなかったのは、上記の通り女性の姿を何度か見たり、 
日中も家に人が居る気配&実際に人影を見てるからてっきり二人共家にいるのかと思ってたとの事。 
旦那も舅も目が座ってて、最近いつも機嫌悪そうだったから上手くはいってないのかも…とは思ってたらしい。 
特に旦那の方は、突然庭の木を蹴り倒したり、帰ってくるなり玄関のガラスを殴って割ったりしてるようで、 
「鬱がこじれたのかな…」って不安になると同時に、「そんな状況でも新しい女作ってるんじゃねーか」って思った。 

とはいえ、二人がおかしい事に変わりはないから、様子見も兼ねて夜私が旦那宅を訪問することに。 
先に電話したら断られるだろうから、「忘れものした」とか適当な理由つけるつもりで突然訪問したのね。 
夜、旦那の車がガレージに止まってることを確認したうえでチャイムを鳴らすんだけど、誰も出てこない。 
旦那の部屋2階だから、チャイム聞こえてないのかな~って思って鍵空いてたらそのまま上がらせてもらおうと 
ドアノブに手をかけると、バチーーーン!!ってありえないレベルの静電気。 
夜だったから火花?がほんとにすごくて、手もしばらく痺れてた。 

うわぁやだなぁ…って一瞬躊躇したんだけど、鍵が空いててドアノブが回ったからこのまま家に入ろうって思った瞬間、 
ゾワワワワって全身の毛が逆立つ感覚ともの凄い視線を感じた。 
ハッって視線感じた先を見たら、玄関の割れたガラスの向こうから明らかにこっちを見てる人が居る。 
真っ暗だからほんとうっすら人影なんだけど、確実に目が合ってるのはわかった。 
「旦那……?いや、これ違うやばい!!!!」って思った瞬間走って車に戻って近所のコンビニまで行き、 
旦那と共通の友人Aに電話して状況を説明して来てもらった。 
友人Aは麻雀仲間で、旦那宅にいるときに何度か怪奇現象に一緒に遭遇してるから、 
玄関で誰かと目が合ったという話をすると超ビビってたけど、なんとか説得して家まで同行してくれることに。 

再度旦那宅へ向かうと、ガレージに舅の車が増えてたので、私がAを待ってる間に帰宅した模様。 
Aとチャイムを鳴らすと舅が出てきてくれたので、Aが「忘れ物取りにきました~」と説明して家にあげてもらえた。 
2階の旦那の部屋へ直行すると、部屋の電気がついてるのか隙間から光が漏れてた。 
Aがドアを開けた瞬間、部屋からタバコの煙みたいな白いモヤみたいな物がフワッと漂ってきた。 
タバコ臭はなかったから多分タバコの煙じゃないんだけど。 

旦那はと言うと、ベッドの上で一点を見つめてボーッと座ってた。 
見た目が明らかに普通じゃなくて、もう目で見てわかるレベルでなんか黒いオーラみたいなのまとってるの。 
部屋中殴った跡がいっぱいあって、壁に穴があいてたり血が付いたりしてた。 

絶対やばいってAと確信して、無理やり連れ出してAの家に。 
その日はAの家に旦那を泊めてもらうことにして、 
Aが「しばらくは俺んちに泊めるから、何かあったら連絡するから」って言うんで旦那のことお願いして帰った。 
帰宅して姑に旦那の事を伝えると電話の向こうで「私が離婚して家を出たばかりに…」って号泣してた。
私も、婚約解消したとはいえ大好きな彼だったし、自分のせいだと泣いた。 
でも、私も姑も家を出た身だし、今は二人共旦那たちに関われる立場じゃないからってことで、 
全てAに任せてAの連絡を待つことに。 

連続規制かかった… 

旦那を連れ出してから1週間くらいした頃、Aから連絡が。 
連れ出した翌日、旦那は普通に起きて仕事に行った。 
朝起きた時に状況を理解してなさそうだったから、仕事終わったらまたAの家に 
来るようにと言ったらなんとなくホッとした感じで家を出たらしい。 
それから1週間ほどAさんの家と職場を往復する生活で、だんだんと落ち着いて 
きて表情も柔らかくなってきたと。 
で、「旦那くんが●●ちゃんと話したいって言ってるよ」って言うので、Aさんも 
含めて3人で会うことに。 

1週間ぶりの旦那は顔色もよく、黒いオーラみたいなのも感じなかった。 
旦那から、家にいる間破壊衝動が凄く、気がついたらガラス割ったり壁殴ったり 
してたこと。 
私と暮らしてる時、何故か毎日無性にイライラして「こいつ(私)を殴らな 
きゃ」という気持ちになってて、 
セーブしようとしてもどうしようもなく手を上げてしまってたから、それが嫌で 
私を遠ざけてたことなどを告げられ、 
私に対して暴力を振るってた事を謝られた。 
その後やり直したいと言われたので、「はぁ?だってあんた新しい彼女出来たん 
でしょ?お隣さんが言ってたよ!」 
と言うと、「いや、本当にそんな事実はない。ただ、自分も家の中で女の気配感 
じてたから…」と言われ鳥肌。 
女の悲鳴聞いたって言ってたから…って言いかけたけど口にするのも怖くなって 
旦那には言わないでいた。 
その後長々と話合いしたけど、とりあえず私も元々嫌いで婚約解消したわけじゃ 
ないから復縁することに。 


その後旦那は実家を離れて別の部屋を借りたんだけど、不思議な事に家を離れて 
から別人のように穏やかになり、喧嘩も暴力も一切なくなった。 
旦那が家を出てから3年後に、再び婚約。 
今度は何もかもがスムーズに進み、そのままちゃんと結婚できました。 

旦那の家が悪かったのか、土地が悪かったのかわからないけど、私も姑も旦那も 
家を離れてから何もかもがいい方向に向かってるのは確か。 
だからまだ家に残ってる舅にはできるだけ早く家を出て欲しいんだけど、未だ家 
を手放す気はないようです。 
今でも気になるのは、私が玄関で見た人や磨りガラス越しに見てたのは全部男 
だったのに、 
旦那や隣のおばさんが見てたのは女の人だということ。 
見る人によって姿を変える霊とかあるんでしょうかね?? 
あと、私の鼻血や静電気はなんとなく霊障というよりは悪いものが近くに来た時 
の自己防衛的なものなのかな?とも思ってます。 

【洒落怖】【怖い話】山に生えてるモノ

俺は大学卒業してから神奈川県の厚木で一人暮らししている。
厚木といっても駅から離れた田舎の方だから山がすぐ近くにあるんだ。

それまで暮らしていた千葉には山なんて身近に無かったから山の景色が好きでさ。
仕事の帰りに夕焼けに照らされて赤く染まった山を眺めながら歩くのがちょっとした楽しみだった。

その日も仕事が終わっていつも通り山を眺めながら歩いていたんだ。

でも何かがおかしい。
理由はすぐにわかった。

よーく見てみると、山のてっぺんに何かがニョキって生えてるのよ。
黒い棒みたいなもの。
昨日までは絶対にそんなものなかった。

最初は新しく立てた電波塔かなんかだ思ったんだけど、
他の電波塔よりも4、5倍は高いし、何より細すぎる。
遠目に見ても杉の木くらいの細さしかない。

そんなに細くて長いものが何の支えもなく突っ立っているのは異様な光景だった。

「え?!あんなものあったっけ?」と思ってじっと見てたら、
だんだんその黒い棒?が左右にゆらゆら揺れ出した。

あっけにとられて見ているとそのうちに段々と揺れが激しくなって、
最終的にはグニャングニャンに踊り出した。
ほら、水の中のボウフラとかがよく動いてるような…あんな感じ。

その時点で相当怖かったんだけど、
今度はどこからともなく変な音が聞こえてきた。

「びぇぇぇ~~んん… びぇぇぇ~~ん…」

みたいな。
琵琶の音と赤ん坊の泣き声をミックスしたような音。
(今思うとあれ音じゃなくて声だったのかな?)

そん時になって本能的に「ヤバイ!!」って思った。
なんだかよくわからないけどアレを見続けていたらヤバイと思った。

すぐに耳を塞いでアレを見ないように道路の地面だけを見て早足で帰った。
伝わるかわからないけど、この時はものすごく怖かった。

何度も通った道だから下だけを見て帰るのは苦じゃなかったし、
道路の端の方を歩けば耳を塞いでいても車に轢かれる心配はなかったけど、
アレをもう一度見てしまったら、あの音をもう一度聞いてしまったら、
俺はもぅ何かが壊れてしまうって。そう思った。

家に辿り着いたときには全身汗がびっしょりで、
家に中にまであの音が聞こえてこないかと怖くて、
十分くらいずっと部屋の中で耳を塞いでた。

その日からは仕事の帰りには必ず違う道を通るようにしていたんだけど、
今日は意を決してその道を通って帰ることにしたんだ。

何もなかったけどね。


でも気になるのは最近やたらと老人の行方不明の放送が多いんだよね。
前もよくあったけど、最近のは異常に多い。

もしかしてアレと何か関係があるのかな?

そんな話でした。

【洒落怖】【怖い話】 深夜の学校

僕には未だに忘れらない不思議な体験があります。
今から7年前の秋の出来事です。
仕事の家に持ち帰った僕は、その夜、自室で書類の山と格闘しておりました。
ようやく半分ほどを片付けたところで、時計を見れば夜中の1時を過ぎておりました。
僕は気分転換のため、ぶらりと夜の散策に出かけることを思いつき、
寝静まった家族を起こさぬようガレージから自転車を引きずり出しました。

深夜の国道170号線をひたすら南へ下り、
途中、近鉄古市駅に差しかかったところで東に折れ、
聖徳太子ゆかりのお寺があることで有名な奈良県太子町の方向へと自転車を進めました。
大きな橋を渡ると、辺りは漆黒の闇に包まれました。
ブドウ畑が広がる田舎道をひた走り、心地よい風を全身で受けていると、
仕事の疲れが一度に消えていくようでした。

やがて、古い木造家屋が密集する小さな集落へと入りこみました。
この辺りでそろそろ帰ろうかなと心細くなったため、
もと来た道を引き返そうとしました。
ところが、どこで道を間違えたのか、細く曲がりくねる道を行き来するばかりです。
ようやく集落内から抜け出ると、突如、目の前に大きな建物が現れました。
それは小学校でした。

静まり返った通学路に沿って、道路工事を知らせる赤いランプが不気味に点滅しておりました。
その朧げな光が人気の無い校舎を淡く浮かび上がらせておりました。
僕は、そのまま学校の前を素通りしようとしました。

ところが、入口の前であることに気付いたため、自転車をとめました。
真夜中にもかかわらず、何故か、学校の門が開いているのです。
重そうな鉄の扉は誘い込むかのように全開になっていました。
気がつくと正面をくぐり抜け、そのまま学校の中に入っていました。

入口のすぐ左には三階建ての鉄筋校舎がそびえ立ち、
校舎へと続く道に冷たい影をおとしていました。
その影の中に青色のジャングルジムが、ぽつんとたたずんでいました。
そのジャングルジムの横で自転車をとめると、目の前に広がる真っ暗な校庭を見渡しました。

校舎の向こうには山々の稜線が見え、その上には満天の星空がありました。
それらをぼんやりと眺めるうちに、無断で学校に侵入している自分にようやく気付き、
急ぎ、学校を出ようと自転車の向きを変えました。

そのときでした。

突然、鋭い視線を感じ、その方向へと顔を向けました。
すると、真横にあるジャングルジムに、鈴なりになってしがみつく5~6人の子供たちの姿がありました。
彼らは、まるでマネキン人形のように身動き一つすることなく、ジッとこちらを睨みつけていました。
瞬時に、「ごめんなさい」と心の中で叫びました。
見てはいけないものを見てしまったという言いようのない恐怖感が込み上げてきたからです。
そしてすぐに視線を外すと、脇目もふらず正門を出ました。
少し離れたところで自転車をとめ、あれは一体なんやと胸の中で問いました。

幾分冷静さを取り戻し、今一度、学校の前まで引き返しました。
が、子供の姿はありません。
ふと、腕時計を見ると午前2時過ぎ。
我に返った僕は急いで家に帰りました。
 
 

翌日、この話を友人に話しました。
一笑に付されると思いきや、
「いくらなんでも夜中の2時に子供は遊べへんで。
 だいたい学校の門を開けたままにするなんて考えられへん。幽霊に違いない」
と断言されてしまいました。
怖がりの僕としては、単に近所の子供たちが夜中に遊んでいただけなどと否定をしてほしかったのですが、
逆にダメ押しをされる結果となりました。

友人の言葉でもっともだなと思ったのは、学校が門を開けたままにするはずがないという点です。
治安にさほど心配もないとはいえ、真夜中に学校を開放するという話は耳にしたことはありません。
それだけにあの夜誰が、何の目的で正門を開けていたのか、未だに理解できないのです。

もう一つ釈然しない点があります。
それは、こちらを向いていた子供たちの表情が、どうしても思い出せないということです。
服装についてはかなり鮮明に残っているものの、
彼らがどのような表情を僕に投げかけていたのかという点が、ものの見事に記憶から抜け落ちているのです。
睨みつけられた、という事実は覚えているのに、その相手の顔が思い出せないというのも
我ながらおかしな話だと思います。

数日後、友人を誘って再びその学校を訪れました。
日曜日の昼下がり、学校は正門をかたく閉ざし、ひっそりと静まり返っておりました。
その際、新たな発見をしました。
正門の側に、石造りの立派な慰霊碑が建てられていたのです。
その裏手には例のジャングルジムがありました。
慰霊碑が建てられた理由と、あの夜の出来事のつながりは定かではありませんが、
何故か、その慰霊碑にむかって手を合わさずにはいられませんでした。

【洒落怖】【怖い話】 人面芋

兄嫁(めんどいので仮名でK子さん)のお父さんは昔から農家をしてる人なんだけど、
農家って小さい頃からお手伝いさせられるから大変だったってよく愚痴をこぼしてた。
そんな愚痴の流れと酒の勢いで出た話。

当時K子さんは小学生低学年くらいで、家の作業を手伝ってた。
K子さんのお父さんはジャガイモとかソバとか果てはワサビとか色んなのを作ってた。
なのであんまり収穫とかに機械を使わない(規格的に使えない)ので手作業だったらしい。
それでも無農薬で丹精込めて作った野菜は本当においしくて評判だった。

ある日、K子さんのお父さんの兄が農家をやめるってんで土地の一部を請け負った。
そこそこの広さだし、元はソバを育てた土地だからとりあえずジャガイモを植えて様子を見た。
そのジャガイモの最初の収穫のとき、K子さんが手作業で掘ってたら面白いものが出てきた。
よく大根とかである、人みたいなジャガイモが採れたんだって。
それもリアルな顔立ちをしてて、ジャガイモにしてはサイズもデカい。
こりゃ珍しいってんでお父さんに見せたら「よかったかなー」って褒めてくれたそうだ。
その芋は出荷せず、その日にバター醤油で焼いて食べたが、お父さんの土地のジャガイモよりおいしくない。
デカくなりすぎてるし、まだ整った土地ともいえないし、そんなもんだよってお父さんは教えてくれた。

それから何度か植え付け、収穫を繰り返してたんだけど、必ずデカめで人っぽいジャガイモがとれたらしい。
よくよく思い返すといつも同じ場所でその人面ジャガイモは見つかるんだって。
他のジャガイモは、どんどん美味しくなるのにそのジャガイもだけはおいしくないまま。
で、採れる度に毎回食卓に並ぶ。それがK子さんが高校受験くらいまで続いたらしい。

けどK子さんのお父さんの兄が失踪してから人面芋が収穫できなくなった。
それどころか請け負ってた土地の作物が急に不作続きになって、結局荒地になってしまった。
K子さんのお父さん曰く「土に何かしてたのかもなー」って気にも留めてなかった。
K子さんもそこまで気にはしてなかったが尾を引く事件だったなーとはいってた。
けど私からするとそんな、何かも知れない土地とモノで育った野菜を食べてるのかと不安になったよ。

【洒落怖】【怖い話】 迷惑電話

知らない番号から電話が来て 
おばさんの声で「鈴木さん(仮名)?」って聞かれた。 
でも自分は田中(仮名)。 
いいえ違いますって答えたら「じゃあ誰?」って言われて 
びっくりしたし少しイラッときたから 
誰って言いませんよ、しかもいきなり失礼じゃないですか 
って言ったら電話切れた。 

なんだろうと思ってたら 
数日後にまた知らない番号(多分↑の時と同じ番号)から電話 
出てみたらまた同じおばさんが「鈴木さん?」って聞いてくるから 
「違いますよ」って言って切ってその番号拒否した。 

そして一週間くらい経ってから今度は別の知らない番号から電話。 
最近変なの多いなと思いながらとりあえず無言で出たらあいつ。 
「鈴木さん?鈴木さんでしょ?」って謎に嬉しそうに言ってきた。 
もう気持ち悪いし無言で切る。 
そしたら今度はすぐにかかってきた。 
驚いたけどいい加減腹が立ったので 
注意しようと思って出た。 
「あっ鈴木さん?鈴木さんだね?」 
また謎に嬉しそうな声。 
「ちゃんと見てかけて下さい。違いますって。何回もしつこいですよ。」 
って怒りながら言ったら 
そのおばさんが男みたいな低い声で 
「うん、だって田中だもんね」 
って言ってきて電話切れた。 
すごく怖くてその後しばらく電話来るたびにビクッてした。

【洒落怖】【怖い話】 新築物件

これは私が大学時代の話だからもう10年以上も前のことになる。
当時、私は実家から遠く離れた大学に通っていた。新幹線だと丸一日かかるので、実家に帰る時は飛行機だった。
当然一人暮らしで、大学時代は寮だったのだが、寮にまつわる怪談やうわさ話に反して何事も無く実に平穏だった。ただとても古い建物だったのでGが多く、寝ている時に天井からムカデが降ってきたなんてこともあり、別の意味で恐怖だった。

大学卒業後、近くにある同系列の別の大学に編入したので寮を出ることになり、近場に部屋を借りることになった。
古い部屋で虫に悩まされるのはもうこりごりなので、不動産屋さんにお願いしてできるだけ新しい部屋を借りることにした。もちろん値段は相応に高くなったが、駅前徒歩3分の場所に新築の物件を借りることができた。1階2階とも4件ずつ並んだ2階建てのコーポだ。

ところで私の母の家系は皆怖がりの零感なのだが、父の家系は霊媒師や生きている人間と死んでいる人間の区別がつかなくて運転できない人や、とにかく異様に霊感が強い人が多かった。
父も強いが父のいとこのYおばさんは別格で、軽い予知や過去視?のような能力もあるひとだった。(ちなみに私はちょっと感じる程度で幽霊などみたこともない)
その人に引っ越したあと電話でYおばさんに「(私)ちゃん、よくない状態にある」って言われたのだけれど、新築物件で建物に謂れはないし、その物件が建つ前は長いこと駐輪場だったことも知っているので、場所が悪いということはないと思っていた。
けどその新築物件は綺麗な見た目に反し、非常に寒々しかった。部屋に入るとぞわっと鳥肌がたつこともあった。
それからそこに住んでいた期間はたった2年なのだけど、その期間に入院2回、救急車1回、骨折2回に靭帯損傷1回と、その他にも病院には数え切れないほどお世話になった。
なんとなく不運が続くな、程度にしか思ってなかったのだけど、その頃から急激に体が冷えるようになった。元々極度の冷え性ではあるが、そういうレベルの話ではなく私が入るとこたつが冷えていくと言われたほどだった。

そしてその部屋だが、夜中の3時頃になると、どさっ、と何か重い物(土嚢とか)を落とすような音が聞こえてくる。
壁が薄いのでおとなりさんがベッドから落ちてるんだろう程度に考えていたのだが、毎日同じ時間なので不思議に思っていた。
ある日友人が遊びにきて私と一緒にロフトで寝ていたら、その日も案の定どさっという音が聞こえてきた。友人は飛び起きて
「今の音何!!?」
と慌てていたが、
「気にしなくていいよ~いつものことだから。多分お隣さんが寝ぼけてベッドから落ちてるんだよ」
と笑っていたら、
「いや、今の音、絶対部屋の中心でした」
と言い張る。
部屋の中心には2人掛けのソファーとテーブルが置いてあるだけで、他には特に何も音の発生源はない。
でも友人の主張が気になったので、次の日はそのソファーとテーブルをどかし、中心に布団を敷いて寝てみることにした。友人には止められたが私自身は特に怖いとは思わなかった。
ちなみに友人にも一緒に寝ないかと誘ったが断られた。
次の日布団に入って夜中の3時を待ったが、その日は何も落ちてくる音がしなかった。
自分の上に落ちてくるのは何かと多少楽しみにしていたのでがっかりして寝に入ると、しばらくして周囲に人の気配がして目を覚ました。
目を開けても何も見えないが、自分の周囲を歩く音が聞こえてくる。
そして、その周囲の気配が一斉にこちらを覗きこむのがわかった。何でわかったのかは知らないが、とにかく(あ、みんなが覗きこんでる)と思った。
その視線には害意も敵意も興味も何の感情もなく、ただそこにあるものを見つめているだけのように感じられた。
結局それ以上の何もなく朝を迎えた。
そこに寝たのはその1回きりだ。怖いとは不思議と全く思わなかったが、体が冷えて寒くて仕方なかった。

結局その後体を壊して実家に戻ることになり、その部屋を引き払うことになった。

引っ越しまで2週間となった時に、お隣さんが訪ねてきた。
ちなみに201・202(お隣さん)・203(私)・204の並び。
「俺、来週引っ越すんですよ」
と言われ驚いた。
「え、私はその次の週に引っ越すんですよ」
と言ったら、お隣さんは更に驚いて
「え、201の人は明日引っ越しですよ」
と返してきた。
前述の通りここは新築物件で、つまり201~203号の3件とも2年も経過しないうちに引っ越すことになったわけだ。
びっくりして204号の人っを訪ねてみると、なんと来月引っ越しだという。
1階のひとにまで聞きまわることはしなかったが、全8件のコーポのうち、上半分の4件はたった2年で空き家になる。
なんとなくぞっとして、それ以上の追求をせずそこを引き払った。

実家に戻ったら、酷い冷えが徐々に収まってきた。
実家は東北なので西日本の暖かい地域のあの部屋より暖かいとはおかしいが、ともかく不調はなくなった。

それからしばらくして、父のいとこのYおばさんが訪ねてきた。彼女は私を見るなりびっくりして
「あんたあっちで一体どこ住んでたの!?」
と言った。
別に曰くがある土地じゃないけど、こういうことがあったよ~と言ったら、Yおばさんは
「それ、井戸だね」
と言った。
物件を建てる前の駐輪場が作られるよりもっともっと前、いつの時代かわからないがそこは井戸だったと。
おそらく、井戸を埋め立てた時にちゃんとした処置(? よくわからないが通気口のようにパイプか何かを通すことと、地鎮祭みたいなものをするとかなんとか)をしなかった井戸だろうという。
彼女いわく、井戸とは記憶を持つものらしい。その井戸の埋め立てられた時の記憶を追想していたね、と言われた。
「井戸の底に住んでいたようなものだ。だから体は冷えたし、埋め立てるために周囲を囲んだ人の足音や視線も感じるし、投げ入れられた土の音もきいたのだろう」
そう言われて、すべて納得した。
怖いというより、あれが井戸の記憶だとしたらなんとなく悲しいと思ったのを覚えている。

今その部屋がどうなっているのかはわからない。

【洒落怖】【怖い話】キャッチボール

高校時代のくそ怖かった体験談。 
夜中、よく校庭で友達と二人でキャッチボールをしてた。(ヤンキーが金網に開けた穴から入ってた) 
暗がりでキャッチボールすると遠近感がうまく掴めず球が目の前で急に迫るように見えて、当然危ないんだがそのスリルが楽しくて。 
でその日もいつものようにやってたら、校庭の別の場所でボールがバウンドする音がした。 
エッと思って音の方を見ると少し遠くに子供がいた。 
夜中1時前くらいだし、高校の校庭だし、俺ら以外の足音なんて聞こえなかったからむちゃくちゃ驚いた。 
友達もビビってこちらにかけてきた。 
子供がいたのは街頭の明かりが当たらなすぎて、夜キャッチボールのときは避けていた場所。 
でその子供が、球を拾い、向こうのほうに投げた。かすかだが白いもの(球)が飛ぶのも見えた。 
投げた向こうは校庭の木々の影で真っ暗な場所。 
球が暗闇に消えて数秒、校庭にリバウンドする音がした。相手もいないのに投げている・・・? 
と思った瞬間、暗闇からこちらに球が向かってきて俺たちのそばに落ちた。 
どうしていいかわからず子供のほうを見ると、子供は突っ立ってるだけで、投げ返してくれって動作もしない。 
ビビる友達が「帰ろうぜ」というので子供に背を向け無視して行こうとした瞬間、暗闇の方から 
タタタタタ!とこちらに走ってくる音が!!あまりに怖くて全速力で出入り穴までダッシュした。 
その後は何事もなく学校を脱出してお互い家に帰ったが、以来もう二度と夜キャッチボールはしなかった。 
後日、友達がダッシュの際に落としたグローブが例の木々の場所の樹上にひっかかっているのを見つけたが、 
さすがに気持ち悪くて知らんぷりしたと言っていた。それを聞いた時も本当に怖かった。 

【洒落怖】【怖い話】逃避旅の夜

本当にあった話。
オレってばアウトドア好きなんだけど、その中のひとつに逃避旅ってのがある。
年に一度、夏になったら自転車にテントを積んでひたすら走る旅のことだ。
現実逃避なのでもちろん目的地はない。
行き当たりばったりなので、これまでいろんな所で野宿をしてきた。
そんな旅の中で体験した、怖い思い出。

俺がまだ二十歳そこそこの頃。
お盆休みを利用して逃避旅に出た。
テントに寝袋、必要なものを全部ロードバイクにくくりつけ、オレはひたすら走った。
どんどん街からは離れ、夕方になる頃にはもうすっかり山の中だった。
そろそろ野宿ポイントを決めようかなと思い、オレは近くにある湖へと向かった。
そこは県内でもそれなりに有名な観光地なため、湖のそばには食堂や売店もある。
ちょうどいいや。と俺はそこで飯をすませて、テントを張ろうと人気のない山の方へと向かった。
観光地とは言っても夜になると無人になる。
ましてや少し離れると本当に静かだ。
俺は早々にテントを張り、寝袋へともぐりこんだ

その夜、ふと目が覚めた。
たしかまだ夜中の1時ぐらいだったと思う。
寝付けそうになかった俺は、仰向けのままボーッとしていた。
キャンプ経験者ならわかると思うが、夜の山ってのは独特の雰囲気がある。
日常生活では決して味わえない感覚なんだけど、その夜はどこかおかしかった。
真夏だというのに、虫の声ひとつない。
(なんか気味悪いな~)と思っていたその時。

誰かがテントを押した。
ヌッと外からテントを押す手が、月明かりに照らされて見えた。
(おおっ!?)と声が出そうになるが、必死に押さえる。
頭のおかしい奴か?と俺は身構えた。
起きてるとバレたら、何をされるか分からない。
手の主は、独り言のような、うめき声のようなものを上げながらテントの周囲を徘徊している。
そして手でまたテントを押す。
(勘弁してくれ...)と思ったその時、またひとつ気付いた。
テントを張った場所は山。
地面には草が生え、木の枝もたくさん落ちている。
だけど、足音が一切聞こえない。
聞こえるのは声だけ。
そんなのありえない。
それに気がついた時、どっと全身から冷や汗が出た。
えたいの知れないそいつは、こちらを伺うようにしてテントから離れない。
息づかいですぐ近くにいるのがわかる。
俺は必死に声を押し殺して、朝になるのを待った。

あたりが明るくなる頃、気がついたら奴の気配が無くなっていた。
俺はかつてないスピードでテントを回収して帰った。
後になってから複数人いたような気がするけど、もうどうでもいい。

とにかく、山というのは不思議なことがたくさん起こる。
皆さんも山に入るときは気をつけて。

【洒落怖】【怖い話】獣の恨み

付き合いのない知り合いの呼びかけで飲み会があり 
暇なので参加したんです。行ってみると5人。顔なじみは主催者くらいで 
来なきゃ良かったと早々に思いました。 

すると話がおかしくて飲み会がメインじゃない 
腹ごしらえして移動するみたいな事を言い出したんです 

肝試しでした。。。。。 

肝試しは事情もあって大嫌いでしたが言い出せる雰囲気じゃない  
顔なじみがいないのも納得、2chのオフ会のようでした。 

4人という数字が怖かったみたいです。それで片っ端から知り合いに 
連絡して引っかかったのが自分だったのです。自分以外は行先も知ってるわけですし、スキで集まったわけですから 
異様にテンションが高い。カメラ見せ合っては意味の分からない爆笑 
どこそこの場所で幽霊見たとかいっては爆笑ネットで見た怖い動画の話題で爆笑 

笑いどころが分からない 
帰りたい 帰りたい 帰りたい 頭の中はそれだけでした 

「じゃ 行こうか」そう告げると主催者が立ち上がりました。 

すると爆笑してた連中も神妙な顔にここで気づきました。 
無理して笑ってたんだ。 

場所は廃病院でした。病院といっても動物病院でした。なんでもペットショップと動物園と提携してて、
餌としての処理など珍しくもない事をやってたのをツイッターなどで拡散されたとか町BBSで広まったとかで 
一気に廃れ廃業に追いやられたとかです。それで酷いのが経営者が逃げたかで従業員も急きょ居なり残された。 
しばらくして異臭騒ぎになり行政が入ったところ地下の牢屋のような 
狭い個所に餓死した動物が沢山いたそうです。 
どうやら生餌候補だったらしく引き取り手がないため発覚が遅れたとか。。 

街とはいってもそこは狭い田舎。噂はなかなか消えず 
買い手もないまま建物自体は放置状態になっているとか。 

しばらくすると夜になると死んだ動物の鳴き声が聞こえるとか 
中には死んだ動物が徘徊するとか噂が流れるようになり体験者が急増してる 
ため非常にホットな肝試しポイントなんだとか。 

そんな話を車中で聞いていると車は人里離れ噂の廃病院に到着しました。 

もう、何が怖いって単純に暗いから怖い。 
真っ暗です。車の明かりだけが真っ暗な森の中、廃病院を照らしています。 
看板も照らし出されてましたが石か何かを投げられたのか割れていました。 

正面にガラスが割れた窓がいくつかありましたが車の照明 
が当たっても真っ暗でした。それが暗い眼窩のようで私はブルブル震えてました。 
あと真っ暗だから足元が危ない。 

車に残るという発想はありませんでした。一人になるのはもう 
無理でした。それに怖がっているのは自分だけではないです。 
経験したことが無いような暗闇の恐怖に全員が変な汗をかいているのが匂いで 
分かります。ベテラン?の一人が言いました。「窓割られているのでガラスなどの怪我に注意。 
古くないから床は抜けないだろうけど器物が転がっているかもだからこけないでね」 
懐中電灯は1個しか無かったので主催者の友人が先頭で持ち固まって移動する事にしました。 
生え始めている雑草を抜けて廃墟の中へ。事件を知っているせいかもしれません。 
血生臭い匂いが鼻を突きました。ですがこれは動物病院特有の動物の匂いだったかもしれません。 
恐怖もあって嘔吐しそうになりましたが我慢してソロソロと進みました。 

受け付けがありました。中を照らすと荒らされた内部が見えました。 
主催者が「ここ入るのは無理かなー」とつぶやいた時、足元を何かが走り抜けました。 
「うわぁああ!」全員が絶叫しました。 

野生動物、、タヌキか何かが入り込んでいたのかもしれない。 
誰かが暗闇の中で呟きました。ですが誰もがある事を思っていたと思います。 

何を思っていたのか引き返す事をせず奥へ進みました。 
一応目的地は地下の倉庫だったからです。 

廊下を進むと何か気のせいなんかじゃなく動物の息遣いのようなものが 
私たちの荒い呼吸の中に混じって聞こえるようでした。 
気のせいだ、、気のせいだ、、、と思いながら私は男にも関わらず 
恥ずかしながら懐中電灯をもった友人の服をつかんでいました。 
はぐれるのが本当に恐ろしかったのです。 
やがて地下へ向かう階段に辿り着きました。その階段は闇の中へ 
落ちていくように見えました。その時、突然足元を駆け抜ける何かが 
ありました。これは本当に危なかったです。階段を転げ落ちそうに 
なり悲鳴が上がりました。危ないので全員がしゃがみこみました。 
「なんだよ!今の!!!」「犬じゃねーか?」「ゾンビ犬?」 
「なわけねーだろ!!」しばらく怒号が続きました。 
ついに私は最初から気づいていた事を呟きました。 
「犬にしてはでかすぎる。。」 

あらい息遣いだけが聞こえてきます。 
眩しいライトが逆に暗闇を濃くしていました。 
「どうする?」すると友人が呟きました。「ここで引き返したら 
二度とスレなんか建てれない」私はまったく意味が分かりませんでした。 
それなのに他のメンバーは妙に納得してました。 
階段を降りる事になりました。 
考え方を変えればさっさと降りればさっさと帰れるという事です。 
そうと決まればこんな不気味な場所でじっとしている意味はありません。 
私たちは降り始めました。 

するととんでもない腐臭が漂ってきました。気のせいなんかじゃありません。 
入口で感じた匂いはまさにここの匂いが漏れ伝わってたものなのでした。 
当然、動物たちの遺骸は回収されてましたが、おざなりな清掃しかされてなかったのでしょう。
もしくは回収のみだったのかもしれません。 
闇の中、腐臭に堪えている状況を考えてください。私は嗚咽を繰り返し 
涙が出てました。暗闇で誰かは本当に吐いてました。 
帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい。突如真横で動物のような息遣いが聞こえました。
それが足元を走り抜けた時、私が足に激痛を感じました。 

次の瞬間、友人のライトが激しく揺れました。部屋をめちゃくちゃに照らします。 
「いてえ!!噛まれた!!」もう肝試しどころではありません。 
周囲で走り回る音が聞こえます。それが一つではなく、集団なのです。 
友人「やばいやばいやばい!!野犬かもしれん!!」 
私「帰ろう!!ここはまじでやばい!!」 
友人「出口出口出口」私「ライト照らせ照らせ!!!」 

その時ライトが地面を走り回る何かをはっきりと照らしだしました。 

それからは記憶が飛び飛びです。私と友人はあり得ないスピードで 
部屋をぬけ階段を駆け上りました。途中にあった机なんかは弾き飛ばしたと 
思います。半開きのドアは蹴破ったのかもしれません。 
呼吸さえしてなかったかもしれません。走り抜ける中、四足の奴らは 
真横をつけ何度も足首あたりを噛みつこうと歯をむき出しました。 
ですが私達が全力疾走していた為うまく噛むことが出来なかったようです。 

私と友人は入口のドアを蹴飛ばし車に飛び乗りました。 
友人はすぐにアクセルをふかしタイヤを空転させる程でしたが 
勢いよく山道を走りました。事故らなかったのが奇跡です。 

暗闇の中、私達が見たライトに照らし出された物。 

それは見慣れた服装でした。今の今まで一緒にいた私と友人以外の 
メンバーでした。 
彼らが四足になってよだれをダラダラ垂らしながら私たちを取り囲んで 
いたのです。 

警察所で事情を話しました。再度向かおうとしたのですが気づかなったのですが 
私のズボンが血まみれだったので治療のため居残る事になりました。 
友人と警察官二名が現場に戻りました。後で聞いたところ2人が院内で気を失って 
倒れていたそうです。気を失う前にお互い噛みつきあったようでかなりの怪我だったそうです。
もう一人は階段の下におり、警察官2人に襲い掛かって 
取り押さえられたそうでかなりの修羅場だったそうです。 

後日談です。警察や友人に受けた説明をまとめます。原因は極度のストレスと思い込みによる一時的な錯乱という事でした。 
暗闇で分かりませんでしたが入口に入ってすぐに一人が発狂して走り去ったようでした。
でかい動物ではなくメンバーの一人でしたが暗くて分かりませんでした。 

倒れていた2人は怪我で入院しましたが無事退院したそうです。 
ですが警察官に襲い掛かった一人はかなり長い間病院に入ってたそうです。
しかも可哀想な事に警官に襲い掛かったため業務執行妨害か何か犯罪まで付いたとかでした。。 

不思議と新聞沙汰にはならなかったのでほっとしました。 
幽霊は一切出ませんでしたが個人的には本当に本当に洒落にならない怖い 
経験でした。 
ちなみに私の右足のふくらはぎにはその時の傷が残っています。 
誰の物か分かりませんがモロに人の歯型でえぐれているので整形を考えています。 
もし、あの時転んだりしてたらどうなっていたのか。 
それよりあれがただの錯乱だったのかどうか。今でも気持ちの整理はついていません。
ただ餓死した動物達が生きていたら人間を許さないだろうとは思います。 
今も生活しているとたまに腐臭のようなものを感じる事があります。 
私もいつか発狂してしまうのでは、、なんて想像をして鬱になります。 

どこかで吐き出したかったので少しスッキリしました。 
長文しつれいしました。読んでくださった方ありがとうございました。 

、、ただ一つ、、私の足に噛みついたのは 
間違い無く友人だった気がします。

【洒落怖】【怖い話】赤ずくめの女

ちょっと長いけど俺が一昨年の冬に体験した話書いてく。 
初めて“そいつ”にあったのは2年前の11月だった。 
俺は幼い頃に母ちゃん亡くしてて、今は父親と2人で神奈川のとある小さい町の一軒家に住んでるんだ。 
その日もいつも通り高校終わって最寄駅で降りて、いつも通りの道で家に向かってたんだ。 
神奈川っつっても田舎だから細くて人通りのない道が多くて、夜になると我ながら結構不気味w 
帰り道半ばの雑木林の脇道に差し掛かった時だった。 
電柱の脇にそいつはいた。 

真っ赤なトレンチコートと真っ赤な靴とこれまた真っ赤なハットっていう、とにかく全身赤づくめの女の子。 
身長は小学校低学年くらい。ハットを深くかぶってたから顔はよく見えなかった。 
そんな異様な恰好の女の子が夜の10時くらいに誰もいない雑木林の脇道に立ってるんだぜww 
「こえーww」とか思いながらその子の脇を通りつつチラ見したんだ。
そいつは女の子じゃなかった。 
ハットで鼻から下までしか見えなかったけど、真っ赤な口紅を塗ってたし、なにより肌にしわがあって、たぶん40歳くらい。 
何の病気かわかんないけど、顔は大人なのに身体だけ子供、みたいな人たまに見かけるじゃん?あんな感じ。 
しかも俺が目の前を通ってるのにもかかわらず、全く微動だにしないでただ暗闇のなかに立ってるの。 
もう本能でこいつはヤバイって感じた。ダッシュで逃げるのもアレだから、速足でそこから立ち去った。 

次の日の帰り道、「これが洒落怖の話だったら絶対あいつまたいるよww」とか思いながら例の雑木林脇の道に差し掛かった。 
その日は授業も少し早めに終わってまだ夕方だったし、最寄駅まで友達と一緒に帰ってたからあまり恐怖心はなかった。 
そいつはいなかった。 
霊的なストーリーを期待してた自分としてはなんだかがっかりした反面、ちょっと安心した部分もあった。 
脇道を通って、角を曲がった瞬間、俺は凍りついた。 

あいつがいた。 
前日と同じように真っ赤な服装で電柱脇に立っていた。 
ヤバイヤバイヤバイと思いつつも、そこを通らないと家にたどり着けないから、仕方なくそいつの前を通った。 
また何の反応もない。 
心臓がドキドキしているのが自分でも分かった。一気に手汗が出てきた。 
誰かと待ち合わせるような場所でもないし、その女は手ぶらだったし、次第に「こいつは何なんだろう?本当に人間なのか?」と思い始めた。 
次の角を曲がる時、後ろを振り返った。 
そいつはまだそこにいた。こちらを向いて。
次の日もその次の日も、そいつはいた。 
気になったのは、毎回そいつが現れる場所が変わってたということ。 
そして気付いた。だんだん俺の家に近づいてる。 
その次の日、遂にそいつは俺の家が面している道に現れた。 
人間じゃないヤバイやつかもしれないと思っていたのに、その時は不思議と気味悪さと「何で付いてくる?」という怒りで我慢できなくなって、そいつに話しかけてしまった。 
「あの、どなたですか?毎日付きまとうの止めてもらっていいですか!!」 
女は、微動だにしなかった。 
相変わらず真っ赤なハットのせいで顔がよく見えない。 
あの、ともう一度声を掛けようとした瞬間、突然女が笑った。 
笑った、というかニヤリ、と真っ赤な口紅を塗った口を大きく開けた。 
そいつの歯はまっ黄色で、何本かは抜けていた。 
ヤバイ、と思った。 
俺は急いでそいつから離れて家の鍵を開けて玄関に飛び込んだ。 
憑かれた、と思った。
その晩、仕事から帰ってきた父親にその女のことを話した。 
父親はそんな女見たことないと言い、 
「そんな小せぇ女怖くもなんともねえだろ!仮に幽霊だったとしても母ちゃんが守ってくれるから大丈夫大丈夫!」 
とか言って全く相手にしてくれなかった。 
母ちゃんは亡くなる数日前、 
「天国に行っても○○ちゃんのこと守ってあげるからね」 
と言って俺に小さいお守りを渡してくれた。 
父親の言葉で引きだしにしまっていたお守りの存在を思い出し、翌日からバッグに入れて持ち歩くことにした。 
お守りのおかげか、どこか安心した気持ちになった。 

それからその女は現れなくなった。 
俺は母ちゃんが守ってくれたんだ!と思ってすごく嬉しかった。 
変な話だけど、母親の愛情を思い出させてくれたことに対して、あの女に感謝する気持ちさえ生まれた。
それから3週間くらい過ぎたある日。 
俺は高校でいつもと変わらず授業を受けていた。 
数学のsincosなんちゃらとかいうやつ(名前分からん)が意味不明すぎて、窓側の席で心地よい太陽の光にうつろうつろしていた。 
ふと外の景色に目を向けた瞬間だった。 

あいつがいる。 
正門脇で、あの真っ赤な恰好で。こっちを見てる。 
一気に鳥肌が立った。「何で?何で?お守りは効かなかったの?」 
とにかく女の存在を誰かと共有したくて、前に座ってた友達の肩をガンガン叩いて、「あそこに変な女がいる!」って窓の外を指差した。 
「は?どこ?」って友達が言うから、「あそこ!正門のとこ!」って言いながらもう一度そこを見た。 
女はいなかった。 
「どうして?どうして?」俺はパニックで泣きそうだった。友達は何かブツブツ文句言ってたけど、全然耳に入ってこなかった。
その日の放課後、俺は隣のクラスの春香ちゃんという女の子のもとへ向かった。 
春香ちゃんは、なんというか、よく言えば一風変わった、悪く言えば変人で、よく「あたし霊感強いんだ~」とか言って周りの女子をドン引きさせていた。 
俺ももともと幽霊の存在なんて信じてなかったし、春香ちゃんとは幼馴染ってだけで特に仲良いとかじゃなかったけど、
その時はもう藁にもすがる思いで、「春香ちゃんなら何か分かるかもしれない」って思ったんだ。 
俺が凄い剣幕で現れたからか春香ちゃんも最初はびっくりしてたけど、俺の話を聞くにつれ次第に真剣な表情になっていった。 
「それで、○○君はそいつに話しかけちゃったの?」 
「うん…」 
「今もそいつが見える?」 
「いや、今は…でもさっき授業中に見たんだ。正門のとこからこっちを見てた。」 
「そっか…」 
それから10秒くらい沈黙が流れた。俺はとにかくそいつが何者なのか、何で俺に付きまとうのか知りたかった。 
「あいつは何者なの?春香ちゃん何か感じる?」 
「うーん…○○君に残ってるそいつの念、凄く強い。強い恨み。なんだろう、たぶんだけど、昔男の人に捨てられて自殺した女の霊だと思う。
恨みが強すぎて、お母さんのお守りも全てを防ぎきれてないみたい。」
「何で俺に!?」 
「似てるんだと思う。○○君が“持ってる”ものが。」 
何を“持ってる”のかよく分からなかったけど、大体の事情は察した。 
春香ちゃんは、自分には手が負えないから神社でお祓いをしてもらうといい、と言って帰って行った。
その日の夜、悶々としながらベッドに入った。 
「あいつは俺に何を求めているんだろう」「俺は死ぬのだろうか」…。気付いたら眠りについていた。 
その日の夜のこと。ふと目が覚めた俺は、スマホをいじって時間を確認した。 
深夜の2時半。 
まだまだ寝れるじゃん…と思い、もう一度眠りにつこうと身体の向きを左に変えた瞬間だった。 

あの女がいた。ドアの向こうに。 
俺の部屋のドアはところどころすりガラスで半透明になってるんだけど、あいつの顔と長い黒髪と真っ赤な服がはっきり見えた。 
ガラスの向こうからこっちを見てる。 
全身の筋肉が硬直して一気に胸の鼓動が早くなった。 
ヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイ。 
俺は枕元に置いてあった母ちゃんのお守りを握りしめて布団に身をくるめ、お守りを握りしめながら「母ちゃん助けて母ちゃん助けて…」と何度も祈った。 

どれくらい時間が経っただろう。 
数分だったかもしれないし、1時間くらいだったようにも感じた。 
物音一つしない部屋の中、あいつがどこへ行ったのか、もしかしたらすぐそこに移動しているかもしれない、と気になって仕方がなかった俺はそっと布団の隙間からドアの方を見た。
あいつは居なくなっていた。 
意を決して布団をガバっと外して辺り一面見回したが、あいつは居なかった。 
「母ちゃんが守ってくれた」。そう思った。 
手汗でぐしょぐしょになったお守りを握りしめ、母ちゃんありがとう、と呟いた。 

次の日、俺は朝一で町はずれにある神社に向かった。 
神社の奥から出てきたお坊さんに事情を説明して、除霊を頼むとお坊さんは快く引き受けてくれた。 
除霊はメインの神社の奥にある小さな小屋みたいなとこで行われた。 
お坊さんとその弟子的な男の人に挟まれて、お経を唱えて塩を振りかけられて終わり、みたいな。 
30分くらい経って、「もう安心してください。霊は祓われました。」ってお坊さんに言われた。 
なんだか予想外にあっさり除霊が終わったもんだから、不審に思って、「あの女は何だったんですか?」って聞いたら、 
「あれはこの地で昔行われていた人柱の犠牲者たちの集合霊です」だって。 
お坊さん曰く、俺が住んでいた地方では昔、平和を祈念する村の風習として10年に一度村の女を人柱として神に捧げていたんだそう。 
あの女は人柱にされて殺された女たちの怨念が作りだした霊で、俺に憑いたのは本当に偶然だったという。 
何て迷惑な霊だ、と思った。 
同時に、そんな強い怨念を持った霊が、果たしてあんな簡単な除霊で成仏したのだろうか、と少し不安になった。
その帰り道、家に着くとそこにはパトカーが止まっていた。近所の人たちも心配そうに様子を見ている。 
すぐに自分の家で何かあったことを察した。俺は急いで警察のもとへ駆け寄った。 

「この家の者です!うちで何があったんですか!!」 
「あー君この家の子?何で今まで気づかなかったのー。危ないとこだったよ?この家に女が1か月潜伏してたんだよ。」 



俺は絶句した。 
何が起きたかすぐに理解した。 


あいつは霊なんかじゃなかった。 
れっきとした人間だった。 
あまりのショックに立ちくらみながらパトカーを見たら、後部座席にあいつがいた。 
いつもと同じ真っ赤な出で立ち。 
俺と目が合った瞬間、ニヤッとあのおぞましい笑顔で俺に笑いかけた。 
そしてパトカーはそいつを乗せて去って行った。
あとから分かった話なんだけど、あいつは俺のストーカーで(何でただの高校生の俺にww)、
俺と父親が家を空けている間に合鍵を作って侵入し、2階の物置部屋の押入れにある入口から天井裏に潜り込んでそこに潜伏してたらしい。 
そんで俺たちが寝静まった深夜にこっそり降りてきて、ドア越しに俺のことを毎日眺めてたって…。 
俺が神社に行ってる間に買い物をしに家を出たところをお隣さんが目撃して警察に通報したという。 

ってか、事件が終わった安心もあるけど、それより「母ちゃんは別に俺のこと守ってなんかない」ってことの方がショックだったねww
あと、春香ちゃんもあの神社もマジで嘘っぱちばっか言いやがってww 

でも何よりゾッとしたのが、警察の人が教えてくれた、取り調べでのあいつの言葉。 
「○○君と一カ月過ごせて幸せだった」って…。 

特に俺に危害を加えたわけではないという理由で(精神的被害やばいんですけど)、あいつに下った判決は執行猶予付き懲役1年2ヵ月。 
あれから何か月経つっけ。 
長文すんませんでした。

【洒落怖】【怖い話】 エラー

会社での休日当番の怪


会社は3階立てでセ○ム仕様。
休日は当番制で電話番をする為に出勤して対応する。

自分が当番の日。
出勤してセ○ムを解除して会社に入る。
いつも通り電話番をして、22時頃に帰ろうと思い、身支度を済まして出口へ行った。
帰る時はセ○ムを設定して帰るのがマニュアルで、いつも通りに設定ボタンを押す。
しかし設定出来ず、エラー内容が3階のトイレの窓が空いている表示がされた。
恐る恐る見に行くと、確かに窓が空いていた。
今日は出勤は自分一人。3階には行っていない。固まる自分。
怖かったけど深く考えずに窓を閉めた。

足早に下へ降りて、再度セ○ム設定ボタンを押す。
またしてもエラー。
表示はまた3階トイレの窓が空いている表示。

その場で固まる自分。怖くてもう3階へは行きたくない。だけど設定しないと帰れない。悩んだ結果、再び確認をする為に階段を登って行った。

階段を登っている最中にガンッと音がした。その場で立ち止まる。逃げ出したい衝動に狩られるが、設定しないと帰れない。仕方なく確認するとまた窓が空いていた。
もう若干のパニック状態。
素早く窓を閉めてダッシュで階段を降りて行った。
祈る様な気持ちで設定ボタンを押す。
またしてもエラー表示。3階の窓が空いている表示。一気に冷や汗が吹き出る。
そのまま帰りたかったが、設定せずに帰ったら何を言われるか解らない。
そんなにに良い会社ではないので辞めたい気持ちになる。

本当に仕方なく再度、確認しに行った。
さっきはトイレの扉は空いていたのに何故か閉まってる。
何故?そっと扉を空ける。
その瞬間、白い手が見えて勢い良く扉を閉めた。
ワァーッと叫びながら逃げました。
セ○ム設定せずに。

次の日に出社した時に訳を説明しました。
誰も信じずに笑うばかり。
その上セ○ムを設定せずに帰ったので怒られました。

その後、気になったのでみんなも居たし、3階のトイレを見に行きました。
窓は閉まっていて普通でした。
ふと鏡を見ると何か赤いマークがありました。
良く見てみるとキスマークでした。
だけどただのキスマークでは無くキスマークの淵から血が流れた様な跡がありました。
ゾッとして逃げる様にトイレを後にしました。

一体、トイレに何が居たのでしょう?しばらく当番はやりたくないです。

【洒落怖】【怖い話】 開かずの間開ける

身バレするかもしれないから詳しくは言えないけど、某長寿番組に開かずの扉を開けるって企画で出たことがある。

割と年代ものの寮で、俺らの代で廃寮になることが決まっていた。
寮生の私物を入れるでかいロッカーが置いてある部屋があって、ロッカーの後ろに押入れがある事に、ある日一人が気づいたんだ。
ロッカーを動かしてみようか、ってなったんだけど、何しろでかいし重いし、折角だから有名な某番組に投稿しようぜ!ってなって。

それが採用され、5月にタレントがやってきた。
最後の寮生である俺と後2人が立ち会って、ロッカーを退け、押入れを開けると。

そこには大量の朝○日報。
そして木製バット。
○鮮日報は殆どが綺麗に折り畳まれてたけど、血のシミぽいドス黒いものが大量に付着して、ぐちゃぐちゃにされたものも結構大量にあった。
それらを取り出して更に捜索すると、押入れの壁は落書きだらけ。だいたい日本語だったけど、ハングルやよくわからない文字もあった。
お札も貼ってた。

結局テレビではボロっちい寮で暮らす生活を面白おかしく取り上げて、開かずの扉んとこは取りあえず無難そうな顕微鏡と謎の皿を映しただけで、終わった。
取り出したものは、全部カメラマンさんやタレントさんが戻して、ロッカーも元通りにしてくれた。
そういうのはADさんの仕事だと思ってたから、タレントさん自らやるのにちょっとびっくりした。

もともとめっちゃ古い寮で、トイレのそばに学生闘争時代のポスター(1979年×月×日、○○が死んだ!彼の遺志を継げ!みたいな物騒な内容)がいまだに 貼ってあって、さもありなんとは思ったけれど、やっぱり血のシミが付いた朝○日報と凶器っぽいバットには血の気が引いた…。

その番組が放映された後、その寮の出身者と思われる目のイッちゃった占い師を自称する女性(男女混合寮)が訪ねて来て、現役寮生が席を外した間に過去~現在までの寮生名簿を持ち去るという事件もあったorz

一応返却はされたんだけど、コピーされててもわからんよね…

俺らが在寮してる時にはもう思想的なしばりなんて何もないとこだったけど、同じ大学や近所の大学では未だに学生闘争引きずって何やら活動してる寮もあったようだ。
一応2000年代後半だったのに。

実家が貧乏で仕送り期待できない、でも一人暮らししたい、なんて軽い気持ちで寮に入ったけど、集団ってやつは何処にでも闇が潜みやすいんだろうなと思う。

【洒落怖】【怖い話】 近所の沼

これは僕の家の近くにある沼の話です。
その沼は近くに神社、お墓があるという絶妙な場所にあります。
昔から色々な噂が絶えず、「あそこは底なし沼」「あの沼にはカッパがいる」
「沼の近くに有る女性の蔵の前で10回回転すると嘔吐するor死ぬ」など不吉な噂が耐えませんでした。
それゆえ、おばあさんには「絶対に近づくな!」と何度も言い聞かされていました。

しかしそう言われると近づきたくなるのが子供です。
僕は友達と学校帰りに毎日その沼に寄っては魚を見て遊んでました。

この友達ってのが中々度胸があると言うか若干頭がおかしいというか・・・。
機会があれば紹介したい話ですが山の中の墓地集合場に迷い込んだ時にたまたま見つけた蔵の
鍵を開けて御札がびっしり貼ってあったドアを開けるぐらいの肝の持ち主です「その後僕らはエラい目に合いますw。

で「沼」の話に戻します

僕とその友人は結構・・・と言うかかなりの悪友で近づくなと言われても毎週土曜には午前中から沼で遊んでました。

で、ある日日が暮れるまで遊んで見ようと言う話になりました。
子供にしてみれば神社やお墓や沼なんて良いアスレチック場です。
あっと言う間に日がくれ始めます。

暗くなったので帰ろうとしたら沼から「ドボンッ」と大きな石でも投げたかのような音がしました。

僕は「魚・・・だよね」と言いましたが友人は「多分、、、違う」と言います。

僕は一気に血の気が引きすぐに帰りたくなりました。
そしたら友人が「今のがなにか知りたい?」と言います。
正直知りたくありませんが僕は「・・・うん」と言いました。

「じゃあもう少し暗くなるまで待とう」と友人は言いました

完全に日が暮れ夜になりました。

その間僕と友人はずっと沼を眺めてました。
魚が跳ねて「チャポン」
しかしそんな音の中に「ドボンッ」と大きな音が数回。
しかしずっと眺めてたら気付きたくない物に気付いてしまいました。
「ドボンッ」と音がなり、水しぶきが上がる時、水が上に引っ張られてるのです。
よく、お風呂で湯に浸かってる手を思いっきり引き上げると湯が手にくっついてきますよね。あれと同じ感じです。

そして「ドボンッ」の回数も多くなりふ不意に友人が「腕だよ。」
と言いました。

僕「腕?」
友人「腕。ここで自殺したのか捨てられたのか・・・。多分登って来れないんだろうね。腕を水から思いっきり出せたところで掴むものが無ければまた水に戻るだけ。それが叩きつけられてるんだよ」
僕「溺れてるならバシャバシャってなるんじゃない?」
友人「溺れてるなら・・・ね。どっちにせよ、アレは良いものじゃないよ。もがいてると言うよりは怨んでる。そろそろ君も見えるんじゃないの?」

暗いので何とも言えませんがその話を聞かされたせいも有るのでしょう。「ドボンッ」と音がなるとき確かに見えました。
沼の水から這い出てまた水に叩き付けられる青白い「腕」が。

今から思えばこの頃からですかね。
僕とこの友人二人で罰当たりなことをしては怖い目にあっていたのは。

今でも友人宅に遊びにいくと不意に友人は言います。

「後ろと横に立ってるよ」

【洒落怖】【怖い話】ランニングマン

つい先日、友人(以下Aとする)の家で何人かが集まって酒を飲んでいた。 
その日はその家の家族が旅行に出掛けていたため、家にはそいつだけ。
そんなこともあって俺らは遅い時間まで馬鹿騒ぎしてはしゃいでいた。 
そのうち、酒も回ってきた頃に友人の1人が踊ってみた動画を撮って投稿しようぜと提案。
(踊ってみた動画というのは名前の通り素人がダンスしてみたという内容の動画) 
今考えればすごい無駄な時間なのだがその頃の俺らは酒のせいもあってかテンションが高かったためノリノリで了承。 
すぐにソファを動かしたりしてリビングに数人が立てる程度のスペースを作りスマホのカメラをセット。
とりあえず今若者の間で流行っている「三代目J Soul brothers」のランニングマンをやることにした。 
ランニングマンとは彼らの「RYUSEI」という曲の中にあるダンスパートのこと。
このダンスを真似て楽しむ人が最近は非常に多い。↓これ 
http://www.youtube.com/watch?v=9ZVKBkBuYDk
そして該当部分でランニングマンをやるのだがよくダンスを知らなかったりする奴や酒に飲まれすぎている奴ばかりだったのでものすごいグダグダなものになった。 
これはこれで面白い動画が撮れたとスマホの持ち主の奴はすぐにその場で動画の再生時間を短く編集し某動画投稿共有アプリに投稿した。
(vineかmixchannelくらいしか無いけどそこはご想像にお任せ)

次の日、頭が冷めてきた頃に改めて動画を視聴。
俺らはそのグダグダぷりに笑ったりしていたが1人の奴があることにふと気づいた。 
「1人多くね?」 動画に映っている人間の数を数えてみたところ確かに1人多い。
しかし、元々そこそこの人数で踊っていたためにスマホのカメラは全員が入るような位置から撮っていた。 
よって顔を細かく見ることはできず。上下黒ずくめの服を着ているということしか分からなかった。 
ただ、幽霊なんて普通に不気味なのだがその時は大人数でいたために気持ち的にもいきがっていたのだと思う。
軽い気持ちで考えており、編集前の動画を見てみることに。 
やはり余分なそいつはみんなに混じって踊っていた。
そしてランニングマンを終えて更にグダリだす映像の中の俺ら。座り込んだりノビをしたり。
こんな感じ?とまだダンスを続けたりと。 
みんながそうしてる間そいつはリビングをすーっと離れ後ろの扉を開けてそこにある部屋に入っていった。
その直後、カメラを止めるスマホの持ち主が映し出されて映像は終了。 
そこでようやく俺らは青ざめる。…あの部屋?ヤバくね?後ろを一斉に振り向き終始無言。
A曰くそこは畳が敷いてあって最低限の家具が置いてあるだけの和室とのこと。 
幽霊とか騒いでたが万が一あれが普通の人間だった場合不審者だからまずい。
そんなトンチンカンな結論に至って俺らは全員でその部屋を見に行った。 
Aがみんなを振り返り開けるぞ?と合図。無言で頷く俺ら。扉を勢いよくバンッ!と開けた。

当然誰もいない…のだが床を見ると畳全体にブワーッと足のサイズくらいの黒い汚れが広がっていた。
だからもう全員パニック。 
なによりAが一番パニックに陥っていた。そりゃあそうだ。
自分の家に得体の知れない何かがいた痕跡があるなんてたまったもんじゃない。 
俺らもAが心配になったためその日で帰る予定だったのを急遽予定変更。
各自一旦解散してからまた着替え等を持ち寄りAの家族が帰ってくるまで再び泊まることにした。 
畳の黒い汚れは幸いにも何故かすぐ拭き取ることができたので総動員で掃除して家族には何も知られないように取り繕うことができた…はず。 
結局それ以降AやAの家族、Aの家がおかしくなったということも無いのでひと段落。
何かあったらすぐ相談するようにAに言ってから俺らはまたいつも通りの生活に戻った。 
結局あの黒ずくめの人間の正体は分からない。 
そしてその状況で誰しもが真剣でパニックに陥ってたため俺は言わなかったがなんで黒ずくめのヤツはランニングマンの踊りを知ってたのか。
変な幽霊?だなーと笑えないこともないのである。

【洒落怖】【怖い話】引っ張られる

12月のクリスマスシーズンで混んでいたけど運良くあるホテルの一室が予約でき、1日遊んだあとにチェックインしました。 
ネットの写真で見たときはかなり綺麗だったのですが、実際は結構古めかしい感じで、 
「うーん」と思いながらも荷物を降ろして露天風呂とか入って楽しんでたんです。 

そのあと部屋に戻り、夕食まで時間があったのでベッドにお土産を広げてみたり写真を見たりして盛り上がってたんですが、 
友達がベッドとベッドの僅かな隙間にスマホを落としちゃって。 
「何やってんのw」って言いながら二人してその隙間に手を突っ込んで、スマホを探し始めたんです。 
友達はベッドの頭の方、私は足元の方。 
でも探し始めていくらも経たないうちに友達が「うっわ!!!」って叫んで勢いよく手を引っこ抜いて、
私もビックリして友達の方を見たら、友達が私に向かって「ビックリした!急に引っ張らないでよー」って言って笑うんです。
どうやら私がスマホを探すふりしながら、ベッドの下で友達の手を引っ張ってふざけたと思ってるらしくて、 
でも私はカーペットを撫でるようにしてスマホを探していたのでそんなことしてないし、一気に鳥肌が立ちました。 
けど友達はテレビでシロユリ団地のCM流れるだけでトイレ行けなくなっちゃうような子なので、 
つい反射的に「ごめん、バレた?」って言っちゃって、そのあと笑いながら小突きあったりして終わりました。 
でも本当に私じゃないんです。 
だからその後寝るときとかトイレ行くときとか部屋で一人になる瞬間が本当に怖くて、 
だけど私は友達ほど怖がりではないので「気のせいだ」と言い聞かせてなんとかなりました。 

幸い、悪夢を見るとか金縛りに会うとかもなく朝になり、チェックアウトして、 
今日は赤レンガだねーとか言いながらホテルを出たら友達が泣きそうな顔をしていて。 
どうしたのって言ったら、急に謝り出したんです。

あの時は軽いパニックで思わず私の仕業だと思っちゃったけど、一晩寝てよく考えたらあの時引っ張ったのは私じゃないんじゃないかって言われて…。 
頭の方と足の方でお互いに手を突っ込んで探してたのに、私が引っ張れるわけないよねって言ってて。 
結局私は本当のことを話しました。 
でも慌てて、「狭い隙間に手を突っ込んでたんだから、ベッドとベッドに挟まれて引っ張られた気がしただけなんじゃない?」って笑い飛ばしたんですけど、 
友達は本当に真っ青で。 

指を恋人繋ぎみたいに絡められて、引っ張られたって。 
凄く冷たかったって言われて。 

結局なんだったのかは分かりませんし、もう忘れようよって言って残りの観光をしましたが、お互いに怖すぎてきごちない旅行でした。 
帰ってきてからも友達とは全然この話をしないです。なんだか暗黙の了解みたいになっています。 
友達は「気を遣わせてゴメン」と言ってマフラーをプレゼントしてくれて、それを使うたびになんとなく思い出す話です。

【洒落怖】【怖い話】山に呼ばれる

色々な体験話を聞いたんだけど、その中で私も巻き込まれた話。 

夜に彼と合流して、行きたいとこもないので適当にドライブでもしようかってなった。 
彼が運転で私が助手席で、お互いオタクだから漫画の話とか仕事の愚痴とか、それなりに楽しく雑談しながら道を走らせてた。 
特に目的地も決めず、ナビも使わずに片側二車線の道を走ってて、 
あんまり運転しない私には分からない道だったけど彼に任せてた。 
そこまでは良かった。 

けど、漫画の話で盛り上がってる中で、不意に彼が信号を左に曲がったんだよね。 
本当に自然に、スッと曲がったの。 
でもそこは交差点とかでもなくて小さな脇道。 
目を凝らしてないと分からないくらいの、ギリギリすれ違いが出来るくらい細い脇道。 

でもあまりに自然に曲がったものだから 
私は彼の知ってる道なんだなーって思って特に気にしなかった。 
だけど凄くおかしいっていうか、違和感っていうか。 

最初はギリギリすれ違い出来そうだった道が、どんどん細くなってくの。 
住宅街だったんだけどみるみるうちに物悲しげな道になって、 
街灯も減って、家なんて一つもなくなっていって。 
道もあんまり舗装されてなくてガタガタのアスファルト。 
ずっと坂で、カーブだらけで、明らかに峠道っぽい。 
でも隣の彼は普通に運転しながら楽しそうに漫画の話してる。 
それも凄く不気味だった。
私はもう乾いた口で適当に笑顔浮かべて相槌打つだけで、『何?ここどこ?』ってドキドキしてた。 
そしたらそのうち、両脇にお地蔵さんが並んでるような道になって、 
そのお地蔵が結構な数で、もう限界で、思いきって聞いてみたんだよね。 
『この道、どこに行く道なの?』って。 

そしたら彼氏無言。 

5秒くらいピタッと黙って、それから『ここどこ?』って呟くの。 
それ私のセリフや。 
何言ってんの、って思ったら本当に怖くなってきて『○○号線走ってたの急に曲がったでしょ?知ってる道だと思ったんだけど違うの?』って言ったら、 
曲がってないって言う彼。 
絶対曲がってない、こんな道知らないって言って焦ってて。 
彼は本当に焦ったり緊張すると手が物凄く冷たくなるから、ちょっと触ってみたら超冷たい。 

街灯も無くて、家もなくて、舗装もほとんどない山道で、私もブワッと怖くなって、 
あとなんだか分かんないけど物凄くヤバい感じがした。 
霊感なんかゼロだけど、頭の中が『ヤバいヤバいヤバい』でいっぱいで、 
『Uターンしよ!早く!』って言いながら、GPS検索中で使い物にならないナビをいじる彼に変わって車回せそうな場所探した。 

そしたらうまい具合に工事現場?みたいな土地があった。 
なんて言えばいいんだろう。 
ただの土地に、山になった土とかショベルカーとか置いてあるような場所。 
ロープもかかって無かったし、彼も尋常じゃないくらい手をカタカタさせながら車をバックさせ始めた。
ロープは無かったけどショベルカーとかフォークリフトとかがあったから私が窓から顔だして、 
『オーライオーライ』って指示出してたんだけど、 
オーライって言ってるのに彼が思いっきりブレーキ踏んだんだよね。 
えっ?って思ってるうちにハンドル切ってアクセル全開に踏んで、道の端に立ってた木の幹にぶつかりそうなくらい無理やりUターンして元の道を下ってくの。 

荒っぽすぎる運転に心配になったけど、彼はハンドルに身を乗り出してすごい形相で運転してるから声かけられなくて、 
結局そのまま元の道に戻ってコンビニの駐車場に停めて落ち着いた。 

少しでも明るいとこに行きたいって言うからコンビニの中に入って、ジュース選びながら 
『Uターンの時どうしたの?』って聞いたんだけど、もう今思い出しても訳が分からない。 

Uターンの時、私のオーライの指示は勿論聞いてたけど、彼自身もバックミラーで後方を確認しながらハンドル切ってバックしてたらしい。 
そうすると、なんて言えばいいのかな。 
彼が見てるミラーには右から左に流れるような感じで後ろの景色が映されるよね? 
そこに、ふと真っ白の棒が現れたんだって。 
それがメチャクチャな動きでぐにゃぐにゃしてて、波打つように揺れたり振子みたいに左右に揺れたり、かと思ったら前後にぐにゃぐにゃしたり。
それがあの一瞬で見えたんだから、一連の動きは物凄い速さだったみたい。 
それが気持ち悪くて怖くて慌ててブレーキ踏んでアクセル全開にしたって。 

でも私はそんなの見てない。 
ガッツリ顔だして後方確認してたけど、あの場所には山盛りの土と機械しかなかった。 
風も全然無かった。 
白くてメチャクチャに動きまわる棒とか知らない。 

もうなんか泣きそうなくらい怖くて、結局そのまま帰った。 
帰り道は、彼が『ほんとゴメン。ほんと忘れたい。気持ち悪い』って言うからまたひたすら漫画の話して帰って、 
それから今日まで、彼とは一度もこの日の出来事のことを振り返って話したことが無い。
けど彼に内緒でクグッたら、似たような話があるんだよね。 
山に纏わる怖い話の纏めで、ぐにゃぐにゃに動きながら追いかけてくる白い棒の話。 
クネクネとはまた違うやつで、山とかにだけ現れるやつ。知ってる人いるかな? 
山に呼ばれたっていう彼のエピソードは沢山あるし、今回も知らない道曲がって結果的に山道向かってたし、もし助手席に私がいなかったら彼はどうしたんだろうって思う。 
とりあえずそれ以来ドライブはしてないし、夜の運転は極力私がするようにしてる。 

思ったより長くなっちゃってすみません。 
私も巻き込まれた霊体験みたいのはまだあるんだけど、どれも私自身は全く見たことなくて、完全にトバッチリくらってる感じで大変…。

【洒落怖】【怖い話】空き地

中学3年生の時の話です。 

私の実家は東京近郊にあるかなり小さな町でした。 
都市開発で住宅が増えても、未だ田んぼの方が多い様な地域で田んぼの真ん中にある農道と住宅街と田んぼの間にある大きな道の2つが基本的な通学路でした。 
農道の方が近道なので普段は農道を通っていたのですが、ある日、住宅街側に住む友人に誘われて、住宅街側の大きな道を通って帰ったのです。 
普段は余り通らない道なので、最初はいつもとは違う風景にわくわくしていました。 
ですが、徐々に増える明かりの灯っていない空き家の数々(当時うちの町は人が来てから家を 
建てるのではなく、最初に家ばかりを沢山建てて、ある程度家が増えてから人を呼び込むという方法で住宅街を増やしていました)に私は少しずつ口数が減っていきました。 
部活も終わった時間ですので、夜7時位だったでしょうか。 
がらんとして空き家ばかり並んだ道は、当然ですが一切の生活感や温もりが感じられず冷たげで不気味に感じたのを覚えています。 
そんな住宅街の真ん中に、不自然な空き地がありました。 
周りは住宅が建っているのに、そこだけはぽつんと空き地なのです。 
かなり前から空き地だったらしく、雑草も当時の私の膝下位まで生い茂っていました。 

(なんで、ここだけ家がないの?) 

当時の私は、そう疑問に思ったのを覚えています。 
他に住宅を建てるのに向かない土地は幾らでもあるし、見た感じはそんなに住宅を建てるのに向かない土地に見えなかったからです。
ただ、本能というのでしょうか。その土地を見た瞬間、何か激しい違和感の様なものに襲われたのは覚えています。 
周りと、何かが違う・・・・・。そんな得たいの知れない感覚でした。 
私が、思わず空き地の前で足を止めていると、隣の友人が 

「私、よくココで遊ぶんだよ?」 

そう言って、空き地の中へ入っていったのです。 

「ちょっと!何やってるの!」
 
驚いて、私は追いかけようとしましたが、足が前に出ませんでした。 
足、というか、本能がそこに入るのを拒否しているのです。ですが、そうしている間にも友人はどんどん空き地の奥へと入っていきます。 
そして、空き地の真ん中へ着くと、狂った様に甲高い声で笑い出し、バレリーナの様に独りで踊り始めたのです。 

(やばい!) 

早く友人をここから出さなくては! 
そう思った私は空き地の中に飛び込んでいきました。そして、真ん中に辿りついた時、私は外側では感じなかった違和感を感じました。 

(誰かが見てる・・・・・!) 

そう。私達以外いない筈のこの空き地で、視線を感じたのです。 
しかも、独りではなく沢山の。冷や汗が背中を流れ落ちるのを感じました。 
そして、未だ高笑いをしている友人を半ば引きずる様に外へ出ようとした瞬間、足元から、薄く紫がかった白い湯気の様なものが上がり始めたのです。 
よく温泉地などで地面から湯気が立ち上っていますが、丁度あんな感じです。
私は、最初は湯気かと思いました。 
ですが、その湯気は消えたり空へ昇ることはなく丁度私達より首一つ分位高い位置まで昇ると、徐々に人の形になったのです。
紫と桃色を混ぜた様な肌の色で、頭には毛髪はなく、がりがりに痩せて、薄い緑色に紫を混ぜた様な色の病院の入院服を着た老人の姿になりました。 
老人には眼窩はあるのですが目はなく、真っ暗な空洞が二つあるだけでした。 
そして、何事かを私達に訴えかけるかの様に口をパクパクと動かしているのですが、口から漏れるのは「おおお・・・」の様な不気味なうめき声だけで、
全く声にはなっていませんでした。 
完全にパニックになった私は、まだ笑っている友人を引っ張り走りました。 
ですが、進む先の地面からどんどんと湯気の様なものが湧き出し、それが全てその老人の姿になっていくのです。 
半狂乱になった私は悲鳴をあげながら走りましたが、ついに囲まれました。 
殺される!!連れていかれる!!! 
そう思った瞬間。

「君達、そこで何してるの?」 

巡回のおまわりさんでした。 

「え・・・・・?」 

おまわりさんにはこの化け物が見えていないのだろうか。 
そう思って見回したのですが・・・・そこには来た時と同じ様にだだっ広い雑草に覆われた空き地が広がるだけで、老人達の姿はありませんでした。 

「完成した住宅に忍び込んだり、悪戯が多いから困るんだよねぇ。」 

おまわりさんには、私と友人は完成した住宅に忍び込んで悪さをしようとした悪がきとして厳重注意を受けてしまいましたが、
恐ろしい化け物から救ってくれたおまわりさんは、私には神に見えました。 
そして、友人はというと、おまわりさんに声をかけられた瞬間、まるで操り人形の糸が切れた様に倒れこみ、昏倒してしまいました。 
その後、私達は夜遊びをしたということで両親にこっぴどく叱られ、当分夜の外出が禁止となりました。勿論、あの空き地にはいっていません。 
後日友人にあの時の事を尋ねてみると、あの時の記憶が全てすっぽりとなく、空き地に誘った覚えすらもないそうでした。 
私が見た老人は誰だったのか。何故、あんな場所にいたのか。気にはなりますが、関わってはいけない気がしています。 
それに、もう、二度とあんな思いは御免だ、とも。 

ちなみに、5年以上経っていますがそこは空き地のままです。

【洒落怖】【怖い話】ボリ

これは小学校6年生の頃の話
俺の田舎で起こった出来事です

その村には、大人から入るなと言われている神社がありました
理由を聞いても答えてはくれません
俺らは怖い物知らずでバカだったんで
まーなにもないと高をくくり、夜に肝試しをすることにしました

俺と村の子供4人
ガキ大将のA、Aに無理矢理連れてこられた怖がりのB、
Aの弟のC、寺の息子で霊感があるDです

鳥居を超えたあたりから、Dは止めようと言い出しましたが
ほかの3人は何ともなかったので、さくさく進みました
道の一番奥まで進むと、獣道みたいな切れ目がありました

「おい、なんかやばいな」

ここまで来ると、嫌な雰囲気を全員が感じたようです
しかしAは無理矢理にでも行こうとしました
僕らは皆で止めたのですが、先が気になるAに引きずられる形で進みました

獣道を超えると、そこは鎮守の森の中にぽっかりと開いた空間でした
8畳ほどの広さで、平たい岩が敷き詰められていました
石畳・・・いや、舗装といえるほどのものではなく、
アンコールワットみたいに自然と同化していました
所々苔が生えた石の隙間から無造作に雑草が伸びています

よくみると、石造りのほこらのようなものが奥の方に見えました
周囲と同化しており、暗がりでは目立たないのですが
何故か異様な存在感を放っておりました

「おい、やばい気がするぞ」とDが言いました
さすがにAも怖気づいていましたが
「ここまで来て調べずに戻れねーだろ」と言って、ほこらに近寄りました

ほこらは俺らの背丈と同じくらいで、大きなものではありません
遠目には天然石を寄せ集めて作ったように見えたのですが
近くでみると赤茶けたぼろい木戸が付いていました
観音開きの戸で中央に木の錠前が付いていました
錠前はにかわの様なもので固定されておりました

「あけてみようぜ」

Aはそう言いました
錠前は子供の力でも簡単に外せそうですが
皆はあまり乗り気ではありませんでした

そんな空気を無視して、Aは錠前に手を掛けました
にかわらしきものが、ばりばりと剥がれる音とともに
それはあっけなく外れました

戸を開けると、中にはさらに小さな祭壇があり
中央に石で出来た置物がありました
一見すると牛のような外見ですが、何の動物か分かりません
大きさはアルミ缶ほどです
胴と頭、角か耳か分からない突起が頭上にふたつ
全体的に角がなく丸っこい、子供が粘土で作ったような感じです

Aは「なんだこれ、大したことないや」といって
置物を手に取りました
Aは皆にも手渡そうとしましたが、気味が悪いので持ちたがる人はいませんでした

「うあ・・・」
Bが祭壇の中をのぞいて言いました
視線を祭壇の中に移すと・・・
石の置物が置いてあった下には、魔方陣のような物があったのです
円の中に筆で描かれた呪文のような文字がありました
直感的に、置物を封印してあるものだと思いました

「兄ちゃん!やばいから戻そうぜ、それ!」
弟のCはAに言いました
Aもさすがにヤバいと思ったのか
「お、おう、そろそろ戻すわ」と置物を戻しました

翌日、Aが夜中のうちに失踪したと村中大騒ぎになりました
前日に一緒にいた俺たちは、当然事情を聴かれまして
神社での出来事を全て話しました

「あれを開けたのか!ばかたれ!」

村の爺さんに怒鳴られました
真剣な顔で「あれ」について語り始めました
「あれ」つまり石の置物は、何らかの呪物だそうです
何時からあるか、正確なことは不明ですが、少なくとも江戸時代にはあったらしい
神主が代々管理しており、村の人間は誰も近付かない物だそうです

置物は「ボリ」と呼ばれるもので
子供が触ると、体が重く感じて自ら動けなくなるそうです
不思議なことに、見ると触りたくなることもあり、危険なので結界に封じていたと言います

「Aはボリに魅入られたのかもしれない」

村の爺さんはそう言いました

しばらくすると、Aが神社の境内で発見されたと連絡がありました
奇妙なことに、Aは自分から体を動かすことが出来ないと言います
爺さんの話と一致するので、皆は恐ろしくなりました

Aは病院に運ばれました
しばらく入院していましたが、動けない原因は全く分かりませんでした
一向に良くなる気配もありません

呪いなんて信じがたい話ですが・・・
Aの両親は、ボリを管理する神主に相談しました
皆もAが心配なので、神社まで付いていきました

「事情は分かりましたが、どうなるか分かりませんよ」
神主は神妙な面持ちで言いました

Aは神社の中に運ばれて、お祓いを受けました
神社の中は狭いし、お祓いは危険だというので
お祓いの様子は子供にみせてくれませんでした

しばらく待っていると、Aと神主とAの両親が神社から出てきました
Aは自力で歩いているので、何とかお祓いは成功したようです

その後しばらくは、Aは足が重く感じられたそうで
走ることが出来るまで数週間掛かったそうです
幸い、後遺症もなくAは回復しましたが

「触っていた時間が長ければ、再び動くことは出来なかったかもしれない」
「Aはおそらくボリに呼ばれたのだろう」
「再びボリを触らせるために・・・」

神主はそのように語っていました

ボリとは何なのか?
誰が何のために作ったのか?
いつからそこにあるのか?
いつまで力を持ち続けるのか?
いつまで封じる必要があるのか?

今となっては誰も知りません
ただ、強力な呪物だということは、間違いないようです

これが私の体験した不思議で恐ろしい話です

【洒落怖】【怖い話】カマドウマ

昨日、6時ころに退社してふだん乗ってる私鉄で帰ったんです。
いつもの駅で降りたら、階段の下にドアがあって「東南口」って書いてたので、あれって思いました。
「西口」と「東口」しかないはずだったんですよ。
それがただの一枚ドアで、通ってる人もいなかったんですが、
もし東南に出るんだとしたら、自転車置き場に近いかもしれないと思っていってみたんです。
ドアを開けると予想通り、自転車置き場の前の道になってました。
こんなに近かったのか、ラッキーと思って出ていくと、まだ早い時間なのにだれも通ってませんでした。
いつも自転車を置いてる場所に行って、自分の自転車の鍵を開けたら、
並んだ自転車の陰から大きいものがぴょんという感じで飛び出してきました。
それは自転車にはさまれた通路に下りたんですが、裸の人だったんです
仰向けになって、下半身をこっちに向けてました。
「クモ」ってわかりますか?昔、女子柔道部だったときにトレーニングでやったことがあるんですが、
仰向けに寝た状態で両手両足で立つんです、その格好が虫の蜘蛛に似てるからクモ。
そその姿勢の男の人が、黒い性器をこっちに向けてたんです。顔は見えませんでした。
でも、それより驚いたのが、その人の肛門からギラギラした刃が出てることでした。
思わず後ろに退がったら、その人が「俺は醜いカマドウマだ!」って叫んだんです。
自転車小屋の中だったので、声は大きく響きました。
その人はぴょんと跳んで、私の近くまできたので「きゃっ」と悲鳴を上げて逃げました。
後ろから「俺から逃げるなよお」という声が聞こえ、シュンと何かが飛んでくる感じがしました。
ガーンという金属音とともに、近くの支柱に物が当たって落ち、それは包丁だったんです。
走りながら後ろを見ると、その人の尻からにょにょにょと新しい包丁が生えてくるところでした。
全力で走って、出てきた東南口のドアをくぐって閉めると、
たくさん人のいる駅の階段下だったんです。
階段の向こうへ出ると、息が切れたのとほっとしたのでしゃがみこんでしまいました。
1分ほどそうしてから立ち上がって後ろを見ると、
「東南口」と書いてあった案内板もドアもなくなってました。
怖かったので、その日は西口から出てタクシーを拾って家に戻りました。
この話をしたら、「そんなバカなことあるわけない」と笑われました。
弟が、「自転車俺がとってきてやる」と言ったので、翌朝はバスで駅まで行き帰りしました。
8時過ぎに弟が私の自転車に乗って帰ってきたんですが、
「姉ちゃんこれ、前も後ろも泥除けと車輪の間に腐ったカマドウマがたくさん詰まってたぞ」
って言いました。

【洒落怖】【怖い話】海底に立つモノ

時期にして太平洋戦争直後ぐらい、淡路で漁師をしていた俺の曾爺ちゃんの話。 

夏のある日、曾爺ちゃんは漁師だが趣味で釣りもするので、その日の漁が終わった昼過ぎに甥っ子と二人で 
小船を出して礒釣りに出かけた。そこの礒は地元の者しか入らないような穴場でチヌ等が簡単に釣れるはずだが、 
その日に限っては曾爺ちゃんも甥っ子も全然釣れなかった。 

その内に甥っ子は飽きてしまい、暑いので裸になり海に入って船の周りを泳ぎだして遊びだした。 
「やれやれ」と思い曾爺ちゃんも一服入れて、ふと何気なく海を見ると数十m向こうの海底に何かが立っている。 

ちょっと予備知識として書いておくが、今では全く考えられない話だが工場ができまくるまでの瀬戸内海は 
かなり水が澄んでいたらしく、親父が子供の頃でも明石から淡路までの連絡船に乗ると海の底の方まで見えていたそうだ。
不審に思った曾爺ちゃんがよく目を凝らしてみると、海底に立っているのはどうやら人間のようで 
ただ立っているだけでなくゆっくりと船の方へと歩いてきている。それも一人ではなく幾人も行列を作ってぞろぞろと。 
思わず声が出そうになったが、曾爺ちゃんの爺さんから「海で妙なものを見たら声を立てて騒いだり目を合わせてはあかん。 
そういう時は見えていても見えてないふりをせえ。」と言われていたのを思い出し堪えた。 

とにかく逃げようと思った曾爺ちゃんは、甥っ子を船に上げようと「おーい、そろそろ帰るぞ」となるべく平静を装って 
船の周りを泳いで遊んでた甥っ子の方を向いて声をかけた。 

するといつの間にか甥っ子のすぐ真下に一人が立っている。かなり近くなのではっきりと格好が見えた。 
そいつは防空頭巾を被ったモンペ姿の若い女で甥っ子ではなく曾爺ちゃんの方を見上げている。 
「うわー!」と声を上げたくなったが、甥っ子に対して「もたもたするな!!」と怒鳴ることで気持ちをごまかした。 
その女は甥っ子が泳いでる真下をついて歩いてきて船に近づいて来る。 
甥っ子が船に上がろうとすると女が浮き上がってくるのが見えた。堪らず曾爺ちゃんは思わず目を背けた。
曾爺ちゃんは甥っ子が船に上がるやいなやエンジンかけて全力で逃げ出した。 
不思議そうに甥っ子が何があったのか聞いてきたが、「なんでもない。気分が悪なっただけや」とごまかした。 
無事に港に帰り甥っ子を一人で先に家に帰した。曾爺ちゃんは怖くて足が震えて船からすぐに降りれなかった。 
どうにか気持ちが落ち着いて船から降りると、全身が海に落ちたみたいにグショグショになっていたそうな

【洒落怖】【怖い話】クルージング

親父が酒の席で怖い話となると毎回話す体験談をひとつ 

今から25年ほど前、親父が30代前半の頃の話。 
親父はヨットが趣味なんだが、当時はまだ自分のヨットを持っておらず、 
友人のヨットに乗せてもらうのが休日の楽しみだった。 

ゴールデンウィークで1週間以上仕事が休みになり、「海に出たいな~」と思っていたら、 
タイミングよく会社のヨット仲間のHさんがクルージングに誘ってきた。 

Hさんは、かなりの上役で、部署も違うし年齢も50代と親父とはかなり離れているが、 
趣味が同じで気も合うので、しょっちゅう一緒に飲みに行く仲だった。 
自前のウン百万もする大きなヨットを持っており、当時は俺の家と家族ぐるみで付き合いがあったので、 
クルージングに誘われて一家で同行することもたびたびあった。
Hさんの誘いは家族と一緒にちょっと遠出のクルージングに来ないかとのものだったが、 
あいにく俺とオカンは、オカンの友人一家とキャンプに行く予定が有り、 
家族全員での参加は日程的に難しかった。Hさんの家族も用事で参加できないらしく、 
親父とHさんが「さすがに男2人だけで行くのもつまらんしなぁ」などと話し合っていると、 
親父の後輩でヨット仲間の一人のJさんが、「よかったら、友人と参加してもいいですか」と会話に入ってきた。 

Jさんは高校時代からヨットをやっており、社会人になってすぐにローン組んで 
自分のヨットを購入した筋金入りのヨット好きだが、活動がレース中心の人で、 
ぶらぶらとクルージングしてるのが好きな親父達とはあまり一緒に活動することがない。 
ただ、ちょうど友人2人に海釣りをやりたいから船出してくれと頼まれて困っていた所とのことだった。 

Jさんの所有しているヨットはレース用の少人数が乗ることを想定した小型のもので、 
あまり快適とは言い難いし、素人2人連れて自分一人が操縦するとなると正直疲れるので、 
便乗させてもらえるなら是非とも便乗させて欲しいと頼み込んできた。
Hさんは、「どうせ他に行く人間も居ないんだから気にせず連れて来い」と快諾し、早速3人でスケジュールを練り、 
最終的な目的地は小豆島で、道中Hさんが知っている釣りポイントに寄り道するという感じで航路を決め、 
酒とつまみ大量に買い込んで出航となった。 

クルージング中の天気は週間予報でも快晴続きで、雨の心配は全く無い絶好の航海日和で、 
釣りも絶好調でヨット航行中はトローリングでハマチとかが面白いように釣れ、 
Hさんの知っていたポイントでも大漁でJさんの友人二人も大喜びだった。 

そんなこんなで若干予定よりも早く最終目的地の小豆島に着き、2日ほど観光したり釣りしたりして過ごしたが、 
皆疲れがたまってきたので、予定よりも1日早く帰途につくこととなった。 

まっすぐ帰る予定であったが、順調に進んで来ているし予定よりもかなり早い帰りになってしまったので、 
以前にHさん一家と俺の一家で行った小さな島に寄ってみようという話になった。 
俺の記憶だと海の家が2軒ほどあるだけの島だが、停泊できる桟橋もしっかりしており、入り江の水も澄んでいる綺麗なところだった。
島について湾内に入っても全く船が泊まっておらず、どうやら海の家もやっていないようだった。 
「あー、まだシーズンやなかったか…」とHさんはかなり残念そうだったが、せっかくなので皆で釣りして 
釣った魚で宴会しようという流れになった。 

皆で誰も居ない島でそれぞれ適当なポイント探して釣り始めると、これが今まで一番の爆釣れ状態。 
うちの親父は堪え性がない性格で全くと言っていいほど釣りに向いてない人間でセンスも0だが、 
そんな親父でもそこそこ釣れるほどで、3時間ほど釣ればクーラーボックスいっぱいになるほどだったそうな。 

15時か16時ぐらいに、ちょっと早目の夕飯を食ってから出航しようという流れとなり、 
皆が釣った魚を大量に使って豪勢な夕食を作り宴会となった。 

皆で酒を飲みながらヨットや釣りの話、仕事や家庭、子供の話で大いに盛り上がったが、 
酒好きだがそこまで強くない親父は途中からウトウトしてしまったらしく、 
ハッと気がつくと高かった日が落ちて僅かに水際が光ってるぐらいになっていた。
「しまった!」と飛び起きて見回すと、Hさん、Jさんがデッキに拵えたテーブルに 
グラスを持ったまま突っ伏して寝てる状態で、Jさんの友人2人は船内に入って寝ているようだった。 

全員が酔って寝てしまっている状態に親父は苦笑して、「とりあえずHさん、Jさんを起こして帰り支度するか」と思い 
立ち上がって寝てる二人を揺り起こそうとした時、ヨットの船尾からバシャ、バシャ、バシャと派手な水しぶきが上がった。 

驚いた親父が船上から覗いてみると、暗いのでよくわからんが恐らく魚が群れて跳ね回ってるようだった。 
小型のライトをつけて照らしてみると確認するとイカの群れだということがわかった。 
かなり近い位置でバシャバシャやってるから、備え付けてあるタモで掬えるんじゃないかと思い 
船尾に降りてダメ元で群れにタモを突っ込んでみるとすごい重い手ごたえで、引き上げてみると5匹ぐらいイカが入っている。 

親父が思わず「おおっ!」と驚きの声をあげると、Hさん、Jさんも目が覚めたようで 
船尾から上がってデッキでドタドタやってる親父のところに寄ってきた。 
親父が海水を汲んだバケツにイカを入れなが事情を説明すると、Hさんは「じゃあ、ワシもやってみるわ」と言い 
タモ持って船尾に降りて行った。
親父とJさんが「アオリイカかな?」などとイカについて喋ってると、ドボン!と大きな水音がした。 
まさか!と思い船尾を見るとHさんの姿がなく、バシャバシャやってたイカの群れも消えている。 
これは身を乗り出しすぎて落ちたな、と思いながらも親父はHさんは泳ぎも上手く、波もまったく無いので 
すぐに浮き上がって泳いで帰ってくるだろうと思い楽観していたが、Hさんが浮かび上がってきたのは 
なぜかヨットから5m近くも離れた場所で、しかも懸命にもがいていた。 

溺れたHさんを助けようと親父が反射的に海に飛び込もうとすると、Jさんがすごい力で親父の腕を押さえつけて 
怖い顔で「救命用の浮き輪を投げて引っ張りましょう!」と言う。 

親父はどう考えても飛び込んだ方が早いと思ったが、普段の冷静なJさんの様子が何かおかしく 
鬼気迫るものがあったので、デッキにある備え付けの救助浮き輪を外し、Hさんめがけて投げつけた。 
上手く近くに着水した浮き輪をHさんが掴んだのを確認して、親父とJさんは浮き輪に結び付けてるロープを引っ張ったが 
Hさんがこちらに向かって泳いでいるのに、何かに流されてるようで中々思うように引き上げられない。 
しかも、Hさんの周りの波の動きが妙な感じで、なにかが泳ぎまわってるようだった。
Jさんは引っ張りながら大声でヨットの中で寝てる友人二人を呼び、起きたばかりで状況のいまいちわかってないながらも 
親父とJさんの作業を手伝い大の男4人掛りで何とか引き上げに成功した。 

親父が「大丈夫ですか!?」とHさんに呼びかけると、肩で息をしていたHさんが「出すぞ!!!」と周囲に響き渡るような 
大声を上げた。それが合図になったかのかJさんは物凄い勢いで係留ロープを外し、ほぼ同時にHさんがエンジンをかけて 
普段のHさんからは想像もできない荒い操縦でヨットは桟橋から離れた。 

親父にはHさんを引き上げたあたりからずっと「ンゥゥゥゥ~ゥゥン~ゥゥン…」と 
牛蛙の鳴声のような男の鼻歌のような声が聞こえおり、入り江から出た後もずっと聞こえており、 
操縦しているHさんの様子も明らかにおかしく、ただ事ではない事態に巻き込まれたのは間違いない。 
Hさんに何があったのか問いただそうとすると、Jさんが「あかん…追ってきてますわ…」と震えながら言う。
JさんはHさんが落ちた時に、その周囲には人間の子供ぐらい大きさのの異様に白い”なにか”が複数見えたそうだ。 
親父が飛び込もうとした時にそいつらは一斉にJさん、親父の方を向いたが、ライトの光を反射とかそういうレベルじゃなく 
目が真っ赤に光っていたと。今は見えないが気配だけは島から離れた今もずっと付いてきている気がすると。 
親父が妙な声が聞こえるかと尋ねると無言で首を縦に振った。 

Jさんの友人2人も声は聞こえているらしく、Jさんの話を聞いて明らかに狼狽している。 
親父も肝が冷えて変な汗が止まらなかった。 

Jさんが話し終わると、Hさんが「俺には見えんかったけどな…タモの先を何かが引っ張りよったせいで落ちた。 
気がついたら海の中で、浮き上がろうとすると見えんけど何かが足首や腕にしがみついてきた…」 
と苦い顔をして言った。 

親父やJさんの友人2人も、Hさん、Jさんが冗談を言ってる様には見えず、 
もう島からはかなり離れており、航路はとりあえず出発したハーバーに向かっているが妙な声がまだ聞こえる。 
数分とも数時間とも時間感覚がないまま全員沈黙していたが、ふと考えが親父の頭をよぎった。 
その時なぜそんなことを思いついたのかわからないが、捕まえてバケツに入れていたイカを海に逃がそうと思ったらしい。
親父が心の中で「勝手に捕ってすまんかった。許してくれ。」と念じながらイカを海に逃がしてやると 
しばらくしてずっと続いていた妙な声が急に聞こえなくなった。 
全員が同じタイミングで聞こえなくなったらしく皆で顔を見合わせて変な笑いが出た。 

その後、深夜過ぎに出発した地元のヨットハーバーに到着し、近くの24時間やってる健康ランドに全員なだれ込んで 
風呂に入ってようやく生きた心地になった。その時にHさんが「これ見てみ…」と皆に肩や腕を見せてくれたが 
3本爪で引っかいたようなミミズ腫れがいたるところにできており、あらためて皆ゾッとしたそうな。

【洒落怖】【怖い話】抜け落ちたシーン

数年前に俺が経験した話なんだけど、語らせてもらうよ。
某動画共有サイトにてオカルト系の動画を視聴してた時の事なんだけど、その日俺は猛烈に暇だったんで、ずっと心霊動画漁りをやってたんだ。
夏だったから友人と怖い話で盛り上がったりしたいな、とか考えてのネタ探しも兼ねてた。
でも有名どころの動画はだいたい見尽くしちゃって、段々これはと思える心霊動画が見つからなくなってきた。
そんな時、ふと関連動画のところに目をやると、一覧の中で一際目を引いたサムネがあったんだ。
よく覚えてないけど、なんか白黒っぽくて廃墟みたいに見えたんだな確か。
そんなに派手なサムネじゃなかった気がするけど、俺、廃墟の空気感とか結構好きだったから「お? これって心霊スポット探索動画か?」とちょっと期待して動画のタイトルを確認してみたわけ。
で、その文字列を見て俺は一瞬ポカンとなった。
なぜかそこには「%/::?/,":%%?」みたいな意味不明の記号が羅列されてたんだ。
まぁ今から考えればその時点で何かおかしかったんだけど、その時は文字化けかな、程度にしか考えてなくて、俺はそのままクリックしてしまったんだ。
はやく廃墟動画を見せろと。
ところがいざ動画が始まってみると、全然予想と違った。
確かに白黒動画だったんだけど、廃墟だと思ってたのは、ボロッボロの畳の部屋だった。空き家になったばあちゃん家がちょうどあんな感じだったかな。
泥みたいなものが散らばってたり、壁の木が腐ってたり。白黒だから細部まではわからなかったけど、多分そんな感じ。
で、再生が始まると、まず変な音楽が流れてきた。
ポーン…ポーン…みたいな無機質なピアノの音で、それがずっと同じ分散和音を不定期に鳴らしてくる感じ。
でもそれより先に映像の意味不明さに気を取られた。
さっき書いたとおり白黒映像で、そこは畳の部屋なんだけど、画面中央に障子があった。サムネで気付かなかったのは、その障子があまりにも破れまくってて若干原型を失いつつあったからだった。
上半分は紙が完全になくなってて、木の枠だけの状態。下半分も拳大のサイズの穴ぼこだらけでひどくみすぼらしい。
そしてその障子の向こうに誰かが立ってた。頭に紙袋みたいなものを被って顔を隠してて、両手を紙のなくなった障子の枠からこちらに向かって突き出して、しかもその腕を狂ったようにめちゃめちゃに振り回してた。
音楽と一緒に、そいつがワサワサ腕を動かす音がガサガサガサガサ…ってずっと聞こえてくるわけ。
俺は、なんだこいつ…みたいな感じでぼけーっとそれを眺めてた。
そしたら動画の真ん中辺りまでいった時にパッと場面が切り替わった。
今度は神社の境内みたいな所だった。
石畳の上に紙袋被ったそいつがうつ伏せになってる。
そこで急に音楽が転調して、ウワーンっていうバイオリンのうねる音みたいなのが鳴ると同時に、その紙袋男(女かも)がムックリと起き上がった。
と思ったらまたさっきの和室にパッと場面が戻って、また腕をワサワサし始める…

その後は何もなく意味もわからないままその動画は終わっちゃったわけ。
でだ、問題はこの後だったんだよ。

なんだったんだコレ? 怖がらせようとしてんのか? そんなの通用するかよ、などと考えながらコメント欄を見たんだけど、一切コメントはついてなかった。
ほらやっぱりな、わざわざ障子ぶち抜いて…ご苦労さん、再生数稼いでやるよ、とやや嫌みっぽい感じで俺はなんとなくもう一回その動画を再生してみた。
すぐにまたワサワサが始まって、それを、このうp主バカだな~、恥ずかしいやつだな~、なんて事を思いながら頬杖ついて眺めてた俺は相当な暇人だったと思う。
案の定段々飽きてきて、自分の顔が無表情になってくるのがわかった。
それでようやく動画が終盤に差し掛かろうとしてると気付いて、ああやっと終わるのか、つうかなんで律儀に最後まで見たんだろ、阿呆らしいわ…と関連動画にカーソル移動させようとした、その瞬間に気付いちゃったんだよね。

…あれ? …神社のシーンなくね?

そう、中盤辺りに出てきた、神社で男が起き上がるシーンが、二周目に出てきた記憶がない。見落としたなんてありえない。短いシーンではあったが、少なくとも5秒程度はあったはず。俺は動画からほとんど目を離してない。
じゃあ、一体どこいったんだ…そのシーン…?
俺は急にゾッとして、電源ボタンぶっ叩いてパソコンを強制終了させた。
大袈裟でなく、あんなにビビったのは初めてだった。
それからしばらくは怖くてそのサイトが使えなかったよ。だって視聴履歴が残ってるわけだからね。
結局あの動画がなんだったのかは今になってもわからずじまいだ。

【洒落怖】【怖い話】雷雨

3年くらい前の夏、ツーリングで岐阜の山の中走ってた時の話。 
それまで晴れてたんだけど急にポツポツ降りだして来て、たまたま休憩所というか駐車場みたいな場所があったから休憩がてらに寄った。 
そこは駐車場とトイレと、休憩所みたいな木製の屋根とテーブルとベンチがある場所があった。 
トイレで用を足していたら雨が凄くなってきて雷も鳴り出して、いつ雨が止むかわからないし、レインコートを着て様子を見ようと思った。 
着替えるのにテーブルの上に荷物を置いてごそごそレインコート取り出して、ふと見るとベンチに老夫婦が座ってた。 
今までいなかったのにいつ来たんだ?と思いながらも雷雨がいつ止むのかのほうが俺には重要だった。 
着替えて5分くらい空を見てたんだけど、老夫婦はその間無言。 
居心地が悪いし俺のほうから挨拶がてら「急に降り出しましたねー」と声をかけた。 
老夫婦は俺の言葉に顔を見合わせてから、爺さんのほうが「ずっと降ってるよ」と答えた。 
今降り始めたばかりなのに何言ってんだろ、と思ったけど顔合わせないように空を見ながら「バイクだし早く止んでくれないと帰れないんですよー」と返した。 
すると爺さんは2秒くらい間をあけて「そうだね、可哀想に帰れないね」とか言った。 
そこでアレ?と思って老夫婦のほうを見たら居ない。辺りを見回しても居ない。 
あ、これヤバイ奴かも・・・と思って立ち去ろうとしたら遠くで怒鳴り声が聞こえた気がした。 
そこでプツっと意識がなくなったんだけど、ハッと目が覚めたら30代くらいのお兄さんが俺の肩を揺らして「大丈夫か?大丈夫か?」ってやってた。 
聞いたらそのお兄さんがトイレから出てきたら俺が柵を乗り超えて崖の下にダイブしそうになってた所を慌ててとめてくれたらしい。 
時間からして気を失ってたのは2分くらい。あれだけ降ってた雨もやんでた。というか、お兄さんが言うには雨なんか降ってないらしい。 
でも俺はレインコートを着てて、道路とかは確かに雨の痕跡はないんだけど、レインコートだけはびっしょり濡れてたんだよね・・・。

>>
同じような話があったんだけど偶然なら怖いな 
確か、同じようなシチュで老人に災難ですね、って話かけたら~って話だったと思う。

昨年の夏、バイクでツーリングに行った。 
三人で飛騨高山の山道をのんびり流して、休憩所の小屋みたいなのがあったのでそこで休んだ。 
誰も居なかったのでAがベンチに横になり少し寝かせろと。 
俺とBは景色を見に遊歩道に進み、滝がある所に出たのでそこに30分位いた。 
黒い雲が出てきたので降るかも知れない、すぐ出発しようと小屋に戻る。 
Aが爆睡してたので揺さ振って起こそうとするも起きない。 
とうとう雷雨になってしまいそこで雨宿りする事に。 
Bと談笑してると傘をさした夫婦が入ってきた。 
Bが「こんにちは、災難ですね」と話かけると旦那が「ええ、ほんとに」と。 
俺とBが話をしている間その夫婦はずっと黙ったまま、寝てるAのほうを見てた。気味が悪いのでそれ以上見ないようにしてた。 
大きい雷がどこかに落ちて俺とBがビクッとした。 
突然Aがむくっと起き上がってこう言った。 
A「今の顔見たか?」 
何言ってるかわからず見回すと夫婦が居ない。 
Bが慌てて外に出ると俺たちの三台のバイクしかない。凄い山奥なのに・・・。 
A「もう大丈夫、感じない。寝てたら、ヤバそうなの2匹入って来る気配がして起きた。ずっと見られてたから寝たふりしてた。」 
B「おれ話かけちゃったよ」 
A「災難ですね、だろ。奴はええ、ほんとに、と答えたよな。あれお前の事を言ってたんだよ・・・」 
Bはかなりビビッてたが 
A「大丈夫、俺いつもこんな体験するから寝た振りしながら俺たちに憑かないよう念送ってたw」 

8年前の投稿でまとめから見つけたけど、飛騨高山=岐阜で同じ場所っぽい?
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